2014年09月04日

9月4日の札幌市動物管理センターは

今日の札幌市動物管理センターには犬12匹、成猫17匹、子猫14匹が収容されていました。

5月に放棄され長期収容されていた柴犬に新たな出会いがありました!

しかし、多頭飼育のラブラドールレトリバー7匹が放棄され、
7つある犬舎の4つが埋まり、迷子犬と今日放棄されたビーグル2匹、
飼い主の迎えを待つ犬で全ての犬舎が塞がり、
チワワはケージに収容されていました。

無責任な行いにより犬たちが犠牲になり、社会にも大きな迷惑をかける飼い主。

今後、中型犬以上の迷子や放棄が増えなければいいのですが・・・。



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収容犬91、9月1日に北区あいの里4条8丁目で保護されたミックス犬のオス。

捕獲された時に人を噛んだとのこと・・・
捕まる時は、必死ですし怯えかなり興奮したのだと思います。

黒い首輪をつけていました。

収容期限は9月9日(火)です。





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収容犬85、迷子でしたが、飼い主のお迎えがあるとのこと。

犬舎も満杯です!一日も早くお迎えください。





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収容犬082701、7匹で放棄された5歳の黒のラブラドールレトリバーのオス。

しつけがされていませんが、こうなったのは犬のせいではありません。

身体も大きいですし、声も大きいので、飼育にあたり近隣への配慮や
人や社会に慣れるようにしっかり向き合う必要があります。

ただ、慣れてくればラブラドールの明るさや人懐こい部分があるので、
根気が必要ですが変わっていくでしょう。





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収容犬082702、7匹で放棄された3歳のラブラドールのオスも同じく良く吠えますが、
上記の収容犬082701も、この子も慣れた職員さんの言うことは聞いていました。





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収容犬082703、7匹で放棄された2歳のラブラドールのオス。
上記と同じく全くしつけがされていません。

この子は7匹の中で一番若く、一番臆病です。

多頭飼育の場合は序列が出来、弱い子は淘汰されることもあります。




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収容犬090301、7匹で放棄された12歳のラブラドールのメス。

一番最初に飼われた子だそうですが、高齢ですし後肢が弱くなっています。

最初に飼われた子はいくらか手をかけたようで、人とのコミュニケーションはとれます。

大人しく穏やかな子です。
これまでの過酷な生活を思うと、最期は温かな家庭で過ごして欲しいと切に思います。




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収容犬090302、7匹で放棄された4歳の黒のラブラドールのメス。

同じくしつけはされていませんので、声も大きいですし、
飼育にあたっては近隣への配慮や犬への理解が必要です。





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収容犬090303、7匹で放棄された3歳のラブラドールのメス。

同じくしつけはされていませんので、声も大きいですし、
飼育にあたっては近隣への配慮や犬への理解が必要です。





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収容犬090304、7匹で放棄された3歳のラブラドールのメス。

同じくしつけはされていませんので、声も大きいですし、
飼育にあたっては近隣への配慮や犬への理解が必要です。





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収容犬090401、飼い主の病気を理由に放棄された推定5〜6歳のチワワのオス。

飼い主に訪れた予期せぬ出来事を飼い犬も一緒に背負うものでしょうか。

元気なうちから何かあった先の愛犬の行く末を決めておくのが、
飼い主の責任であり愛情だと思うのですが・・・。





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収容犬090402、12歳で2匹で放棄されたビーグルのメス。

放棄の理由はアレルギーとのこと・・・

いつも思うのですが、花粉症があっても工夫して乗り切り、
自然と共存しなければ生きていけませんが、
ましてや自分の家族であったろう犬は命ある生き物です。

12歳、10歳といえば高齢犬で残りの犬生は長くはありません。

なぜ工夫して一緒に暮らしてあげないのですか?
本当の理由は別なのですか?

震えて怯えているこの子達の姿を見て飼い主は何を思うのでしょうか。

仕方ないと思っているのでしょうか。





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収容犬090403、10歳で放棄されたビーグルのメス。

慣れない環境に緊張で小刻みに震え続けていました。

2匹ともかなり太っています。

健康のための食事のコントロールはしていなかったのでしょう。

なのに、自分のアレルギーですか・・・。

もう生涯、生き物を飼って欲しくないです。





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収容猫F94、9月1日に清田区美しが丘4条6丁目で保護されたキジトラのオス。

すぐに近寄ってくる子で、良く馴れています。

飼い主さんのお迎えを待っています!

収容期限は9月5日(金)です。





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収容猫F95、9月1日に厚別区厚別東3条5丁目で保護された白黒のオス。

自ら寄っては来ませんが、職員さんが触ることは出来るので慣れてくれそうです。

収容期限は9月5日(金)です。





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収容猫F7、推定2〜4歳のサビ猫もとてもいい子です。

今度の土曜開庁でもぜひ幸せな出会いがありますように。





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収容猫F41、推定2〜3歳の白黒猫のメスは愛嬌はないですが、
逃げなくなっただけでも進歩です!

ご理解ある人との出会いを待っています☆





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収容猫F070801、放棄された推定10歳の茶灰白のオス。

アピールが少なくシャイですが、美形の大人しく子です。





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収容猫F080401、放棄された推定5〜6歳前後の黒猫のオス。

人には良く慣れた穏やかな子です。





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収容猫F74、推定1〜2歳の黒猫のメス。

人には馴れていますが出会いはまだ生まれていません。




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収容猫F062521、放棄された12歳前後の茶トラの去勢オス。

高齢のせいかよく寝ています。

落ち着いた子です。





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収容猫F64、推定10歳以上のアメリカンショートヘアのメス。

とても人に馴れた性格のいい子です。





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右耳と口元が負傷も良くなっていました!

猫とのんびり暮らしたい方にはぴったりの猫です。
幸せな出会いを待っています。



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F70、迷子で保護された茶トラ猫のオス。

性格が良い子で人に良く懐いています。





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口元にある大きな傷は、おそらく歯槽膿漏が原因で口角がとけたのではとのこと。

現在は小康状態で落ち着いています。

歯槽膿漏だったためか歯はありませんでした。

食欲があり元気です。





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収容猫F081101、放棄された推定4〜5歳の茶トラのオス。

警戒心も少し取れてアピールできるようになりました。





以下はセンターのHPには掲載されていません。
経過を観察している猫たちです。

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収容猫F73、キジトラ猫のメス。

大人しい子です。





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収容猫F85、豊平区月寒東2条5丁目で保護されたサビ猫のメス。

少し身体の力も抜けたでしょうか。





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収容猫F88、北区麻生町4丁目で保護された白黒茶猫のメス。






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収容猫F89、中央区南3条東2丁目で保護された黒猫のオス。






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収容猫F90、中央区南3条東2丁目で保護された黒茶のオス。

まだ小さく中猫のようです。





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F92、迷子だったキジトラのオス。





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明日から譲渡対象となる、推定2ヵ月のシャム系の子猫のメス。





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子猫もまだ多く14匹が収容されています。





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<子猫には出会いがありました!>

千歳保健所に収容された14歳の柴犬のオス。飼い主の事情で放棄され、慣れない環境に戸惑っています。今まで大切にされていたはずなのに、突然やってくる悲しい出来事・・・人間の都合で小さな命は翻弄されています。おじいちゃんですが、食欲もあり散歩も出来ます。痴呆らしき症状も時折り見られますが、全てを受け入れてくださる飼い主さんを募集しています。幸せになりたいのはどの子も同じです・・・家族になれますよう皆様のご協力をお願いいたします。

千歳保健所:0123-23-3175
http://www.ishikari.pref.hokkaido.lg.jp/hk/cth/contents/mayoiinunekonetto.htm




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中標津保健所に収容されている推定2〜3ヵ月の姉妹猫は、8月28日、羅臼町舟見町で保護されました。人慣れしていて活発な2匹。しっぽがコーギーのようでおしりが可愛い姉妹猫です。また、推定1歳未満のキジトラのオスは、迷子でしたがお迎えはありませんでした。スリスリと人懐こく、飼い猫だったと思われます。愛玩動物の遺棄は犯罪です!幸せになりたいのはどの子も同じはず・・・家族に迎えられますよう皆様のご協力をお願いします。

中標津保健所:0153-72-2168
http://www.nemuro.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/dogcat/information.htm





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釧路保健所には、推定2ヵ月の子犬2匹(オス2)と推定5ヵ月のオスの子猫が収容されています。一緒に収容されていた懐きの良い子犬たちには次々と出会いがありました。しかし、2匹の子犬は人慣れするようがんばっていますが、なかなか人に慣れないため出会いがなく、収容期限が切れてしまいました。5ヵ月の子猫はスリスリ甘えん坊で人懐きのいい子です。釧路根室等の道東方面は子犬・子猫の遺棄も多く、救っても救っても新たに捨てられている現状です。動物の遺棄は犯罪です!幸せになりたいのはどの子も同じはず・・・一匹でも多くの子が家族に迎えられますよう皆様のご協力をお願いいたします。

釧路総合振興局:0154-43-9155 
http://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/jyouhou.htm





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上川保健所に収容されている母子と思われる甲斐犬系ミックスのメス。幌加内町母子里の山中で発見されましたが、人里離れた場所に遺棄されたと思われます。2匹とも大人しく従順で躾もされているとのこと。お散歩は慣れていない様子で力ある中型犬で、狩猟犬が遺棄された可能性もあります。愛玩動物の遺棄は犯罪です!幸せになりたいのはどの子も同じはず・・・家族になれますよう皆様のご協力をお願いいたします。

上川総合振興局:0166-46-5994
http://www.kamikawa.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/inuneko.htm




保健所では、犬猫達が皆様の救いの手を差し伸べられるのを待っています!犬猫を迎え入れる予定のある方は、どうかお近くの保健所に収容されている犬猫に、救いの手を差し伸べていただけたら幸いです。
☆しっぽの会北海道保健所情報☆
http://shippo.or.jp/dekirukoto.html

※野良猫の保護に取り組んでいる地域住民の方へ しっぽの会では、野良猫の不妊・去勢手術代の一部を助成しています。しっぽの会の「飼い主のいない猫基金」をぜひご活用ください。
http://shippo.or.jp/noranekotoinoti.html



posted by しっぽの会 at 21:39 | 札幌市動物管理センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

改築中の旧犬舎とタケル

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旧犬舎の内装工事が8月21日から始まりました。

先に外壁工事が終了しましたので、寒くなる前にと予定していましたが、
今回の工事は、天井の高さを低くし、出入口も二重ドアにして、
冬場に備えた寒さ対策等の工事となります。

蛍光灯も増やす予定ですので、窓のない部屋や犬舎全体も明るくなる予定ですよ☆





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いつもありがとうございます!

大工さんのお二人は動物好きなとても温かい方で、
犬たちに気配りしてくださるので、安全に工事が進んでいます。





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もうこんなに天井が出来ました!

後は、左右の犬の部屋の天井貼りと二重ドア、電気工事、ストーブの設置を予定しています。





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8月8日、釧路保健所から引取りした推定10〜12歳のラブラドールレトリバーのタケル。

面会の方にも愛想よくお出迎えしてくれます (*^−')

タケルは、引き取り後、左前肢先の怪我と思われていた腫れが骨肉種と分かり、
8月20日、6時間にも及ぶ肩から断肢する大手術を耐え抜きました。





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人が大好きなタケルはウエルカムで大喜びで迎えてくれます!!

お世話しているスタッフによると、
最近タケルは甘やかされて、少しワガママになって来たとのこと^^;

とは言っても、駆け引きが上手くいかないと分かると明るく諦める犬柄?の良さも
ラブラドール犬種の特徴でしょうか(笑)

そんな前向きなタケルを大工さんたちも応援してくれています☆

本当は私たちがタケルに元気をあげなければいけないのに、
反対に私たちがタケルから元気貰っているように感じます。


タケルにも幸せな出会いがあることが一番嬉しいことですが、
少しでも快適になる犬舎で、北海道の寒い冬を乗り切って欲しいと思っています。

工事は今月中に完成し、暖かくなった犬舎で冬を迎えることが出来ます。


こうして犬舎の改築工事が出来るのも、
応援ご支援くださっている皆様のお陰と深く感謝申し上げます。

これからも、タケルのような行き場を失くす子がいなくなるよう、コツコツがんばってまいります。

皆さま、本当にありがとうございます!!



posted by しっぽの会 at 10:58 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする