
先週の土曜日8月23日の札幌市動物管理センターの休日の開庁では、
26名の方が犬猫の見学に来られ、
ミニチュアダックス3匹と、成猫2匹が貰われて行きました!
来所された人数と比較すると、犬猫合わせて5匹が貰われたわけですから、
譲り受けを希望された方々が多くいらしてくださったのですね。
本当に良かったですね!
昨年1月、20歳の誕生日を目前にして、天寿を全うした猫を飼っていた当会のボランティアさん。
その後、当会の猫や札幌市動物管理センター、
保健所などに収容されている高齢やハンデのある子を気にかけ、
猫のお迎え入れを検討されていましたが、この度、センターの土曜開庁に行かれ、
放棄された推定10歳以上のメスのアメショーを引き取って来られました。
新しい名前はチロルちゃん☆可愛らしいですね☆

収容猫F080405、先週当会でアップしたチロルちゃんです。
いつもトイレの砂の上にいたのは、柔らかな床で過ごしたかったのと、
箱に入ると安心出来たからだと思います。

もう一匹、F64のアメリカンショートヘアのメスがいましたが、
右耳と口元の怪我も落ち着いてきていたので、
高齢のチロルちゃんの方がハンデが高いと判断されました。
この子も、大人しく、人懐こく、穏やかな子ですので飼いやすいと思いますし、
どうか幸せな出会いが生まれますように・・・

帰宅後、近くのホームセンターで二段ケージを購入、
傍らではキャリーケースに入ったまま、チロルちゃんがミャーミャー鳴くので、
必死で慣れない組立作業し、無事にケージを作り上げたそうです (´∇`)
広いスペースになり、早速、くつろいだチロルちゃん。
この先、2匹の先住犬との相性を見ながら、フリーにする予定だそうです。
午後、かかりつけの動物病院で診察していただき、
関節炎だそうですが、腎臓も膀胱にも今のところ問題はなさそうとのこと。
ケージの上の段には飛び上がれるようです。
本当に良かったですね!!

後肢を伸ばしてはみ出して眠っています (´∇`)
夕方にはすっかりリラックス出来るようになりました☆
犬にも興味津々で全く唸らなかったそうで、食欲旺盛、アピールもすごく、
センターで見ていたナィーブな姿はどこにもありませんでした。
なかなかの大者ぶりです(笑)

涙目も治療していただいてきれいに見えます。
今後は目の治療をしていくそうですよ。

左、先住犬の柴犬レオ君は、2006年9月、当時推定3ヵ月でセンターに収容されていました。
ダンボールに入れられ公園に遺棄されていたところをセンターに保護されましたが、
後両肢が事故に遭ったのか複雑骨折していて、当時は自力で立つことも出来ませんでした。
レオ君とは、11月、お知り合いの方を通じ出会い家族になりました。
白いミックス犬は2007年4月にしっぽの卒業したくるみ(旧ゆき)ちゃんです。
くるみちゃんは、由仁保健所から引き取りしたミックス犬のメスで、
推定1歳未満で若かったのですが、当時、当会は今より子犬が多く収容されていて、
くるみちゃんにはなかなか出会いがありませんでした。
そして、レオ君と気性が合いそうで、
出会いのなかったくるみちゃんに目をかけてくださいました。
その後、レオ君もくるみちゃんも、ドッグトレーニングに通い上級クラスを卒業しました☆
覚え方のスピードこそ違え、子犬からでなくても学びはいつからでも出来ると
お手本になった2匹は、教わった教室のドッグトレーニングのデモストレーションでも活躍しました。
この写真撮影の時も、しっかりと目を見てコマンドを聞いていました。
人と動物が共生できる社会の実現には、飼い主さんの意識が重要になってきます。
動物愛護意識だけではなく、社会のルールやマナーも守れなければ、
動物好きな人が動物嫌いの人を作ってしまいます。
土曜開庁で幸せを手にしたチロルちゃん!
素敵な飼い主さんに出会えて本当に良かったね!!
---☆その後、ボランティアさんが、チロルちゃんの近況をお知らせくださいました!☆---

フリーにしても、犬全然反応なし 笑。
レオの肉球の臭いかいでも反応せず。

出したら大抵窓際と台所にいます。
お腹すいたらケージに帰っていきます 笑。
落ち着いて気に入ってるなら、ご飯と寝るのはケージでもいいかなと思ってます。
お知らせくださりありがとうございました。
馴染みが早いのは、チロルちゃんを放棄したもとの飼い主のお家でも
室内犬を飼っていたのかもれませんね。
幸せになったチロルちゃん報告でした☆
posted by しっぽの会 at 11:07
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日記
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