
今日の札幌は昨日の雨も上がり、時々曇るものの爽やかなお天気でした。
札幌市動物管理センターには、犬5匹と成猫14匹、子猫が17匹収容され、
珍しく小型犬が1匹も収容されていませんでした。
柴犬は20日に飼い主放棄され不安からか震えていました・・・。
犬はラブラドールとゴールデンレトリバー、ミックス犬と柴犬、
猫は3組の親子猫も迷子収容されていました。
とても人に慣れていましたから、
明らかに親子で遺棄されたのでしょう。

収容犬29、5月14日に東区本町2条10丁目で保護されたゴールデンレトリバーのオス。
すぐには寄ってこようとはせず、とても淋しような目をしています。
赤い胴輪とリードをつけていましたが、未だに飼い主は現れません。

声をかけるとちょっとはしゃぎ出し犬舎の中を走り出しました。
声掛けやスキンシップや欲しかったのでしょう・・・。
身体は毛玉だらけで、一部フェルト状になっていました。

こんなに可愛い笑顔も見せてくれました。
今日で迷子期限が終了しました。
今度こそ大切な家族になりますように・・・。

収容犬31、5月19日、手稲区前田6条12丁目で保護された白のミックス犬のオス。
赤い首輪をつけ、ドアにかかったチェーンをつけたまま保護されました。

今日面会した時は感じませんでしたが、
捕獲時は興奮していたのか噛みついてきたそうで、
噛みつき注意のコメントが書かれていました。
収容期限は5月27日(火)です。
どうか飼い主さんの迎えがありますように・・・。

収容犬13、推定6〜8歳のチョコレート色のラブラドールレトリバーのオス。
ダイエットフードのお陰で少しスリムになりました。
相当の重量オーバーですから、
足腰にかかる負担はかなりのものだったと思います。
立ち上がるのも大変で辛そうです。
健康を損なうまで太らせてしまったことは、
これもある意味で虐待にあたるのではないでしょうか。

性格はラブラドールそのもの。
明るくフレンドリーなナイスガイです!
おなかに腫瘤のようなものがあるので、病院で診てもらう必要があります。
ご理解ある方との出会いを待っています。

収容犬051401、推定3〜5歳のミックス犬のメス。
迷子収容期限が切れ、その後、譲渡されましたが、
その日のうちに逃がしてしまい、結局、放棄されてしまいました。
収容当初は噛む仕草も見られましたが、
今では職員さんに心を許し甘えるようになり、
『かお〜』って声をかけると顔を寄せてきました。
まだ痩せていますが、少し太り健康になって来たようです。
次こそ終生大切にしてくれる飼い主さんと出会えますように・・・。

収容犬050201、5月20日、飼い主に放棄された12歳の柴犬。
放棄の理由は引越し・・・この子の命が保証されないかも知れないのに、
なぜ一緒に住める住まいを探さないでしょうか・・・。
ダメなら新たな飼い主を精一杯見つける努力はしたのでしょうか・・・。
不安と緊張でこの子はずっと震えていました・・・
飼い主はそれを知ろうとはしないのでしょう。

収容猫F29、5月19日 に中央区南9条西15丁目で保護された白黒猫のオス。
なぜここにいるのか…この子にとって理不尽なことでしょう。
懐きが良くなって新たな出会いがありますように・・・。
迷子収容期限は5月23日(金)、明日迄です。

収容猫F020606、推定2〜4歳の黒猫のオスは
多頭飼育放棄された98匹の最後の1匹ですが、
未だに緊張してなかなか慣れないためずっと出会いがありません。
家庭に入り広い室内でならリラックスするようになるのかも知れません。

収容猫F050103、推定3〜5歳の黒灰のオスも多頭数飼育されていた猫です。
感染症等の可能性もあるそうです。
最近慣れて来て撫でると喜ぶようになったそうです。

収容猫F051601、下記の猫と一緒に放棄された1歳半の白黒茶のメス。
人馴れした可愛い子です。

収容猫F051602、同じく放棄された1歳半の白黒茶のメス。
この子も人馴れしています。

収容猫F28、5月13日に手稲区西宮の沢4条1丁目で保護された白茶猫のオス。
迷子期限終了後、懐きが良くなるまで観察中ですが、
幸せな出会いを待っています。

シャム系のオスも下記と一緒に放棄されました。

上記と一緒に放棄されたオス猫。
2匹ともオヤツを見せると側に来るようになりました。
少しずつ慣れて来ています。
放棄された4匹のオスのうち残りは上記とこの子の2匹になりました。

F7、4月9日保護されたサビ猫のメス。
HPには掲載されていませんが、静かに出会いを待っています。


2匹も人に慣れていませんが、幸せになりたいのはどの子も同じです・・・。

動物慰霊碑には市民の方が飼養していた動物、交通事故で死亡した動物、
センタ―で処分になった動物たちが眠っています。
供花のない日はなく、誰かしらお参りに訪れています。
2013年度、札幌市の犬の殺処分数は8匹、猫は764匹にまで減少したとはいえ、
まだゼロにはなっていません。
一日も早く殺処分という恐ろしい現実がなくなりますように・・・。

別海町役場では3匹の犬が出会いを待っています。推定5〜6歳の茶白ミックス犬(オス)は別海町大成で保護されましたが、遺棄されたのでしょう。音や人の動きに敏感 で臆病でしたが、人に馴れて来てお散歩も上手に出来るそうです。推定6ヵ月の薄茶ミックス犬2匹は兄妹犬と思われます。上風連192番地付近で保護されましたが、やはり遺棄されたのではないでしょうか。大人しく落ち着いた2匹できっといい家族になってくれると思います。幸せになりたいのは どの子も同じ・・・3匹は優しい飼い主さんを待っています!
別海町役場:0153-75-2111
http://betsukai.jp/blog/0001/index.php?ID=2535
根室保健所に収容されている茶トラ白のオス猫は、人懐こく誰にでもべったり甘えてきます。犬とも仲良できます!最近ぽっちゃりして食欲もあり元気です。サビ猫(メス)は膝の上で寝るのが好きな甘えん坊で、食欲もあり元気です。2匹に問は合わせも出会いもありません。幸せになりたいのはどの子も同じはず・・・どうか幸せになるチャンスを与えてください!
根室保健所:0153-23-5161
http://www.nemuro.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/dogcat/information.htm
倶知安保健所に収容されているメスの白いミックス犬は、余市で迷子で保護されましたが、飼い主の迎えはなく問い合わせもありません。臆病ですが、大人しい子です。今度こそ終生家族になれますように・・・幸せになりたいのはどの子も同じです。どうか幸せになるチャンスを与えてください!
倶知安保健所:0136-23-1354
http://www.shiribeshi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/animal/atarasiikainusisagasi.htm
釧路保健所に収容されているミックス犬の4匹。メスの2匹は親子で迷子で保護されましたが、親子で遺棄されたのでしょう。オスの2匹も人馴れして食欲もあり元気です。白灰の猫は若く推定2歳くらい。まだ緊張していますが、少しずつ馴れてきました。全匹に問い合わせも出会いもありません・・・幸せになりたいのはどの子も同じです。どうか幸せになるチャンスを与えてください!
釧路保健所:0154-23-1233
http://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/jyouhou.htm
帯広保健所に収容されている推定4歳のオスの大型犬2匹は飼い主の都合で放棄されました。吠えが少なく、大変元気でとても人懐こい、コマンドも聞くお利口さんです。人が大好きな愛嬌たっぷりの2匹ですが、問い合わせ出会いも ありません。力があるため、飼育する際には注意が必要です。大型犬の飼育に慣れた愛情をかけていただける方との出会いを待っています。 収容期限は29日!幸せになりたいのはどの子も同じはず・・・どうか生きる チャンスを与えてください!
釧路保健所:0155-26-9031
http://www.tokachi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/sizen/doubutsu/inunekobosyuu.htm5月24日(土)は第4土曜日で、札幌市動物管理センター土曜開庁です。
休日の犬猫飼い主さがし事業では、
動物管理センターに収容されている犬猫を譲り受けることが可能です。
日時
平成26年5月24日(土) 10時00分〜12時00分
場所
動物管理センター福移支所(札幌市北区篠路町福移156番地)
犬猫を譲り受ける際に必要なもの
住所、氏名が確認できる身分証明書
犬猫を連れて帰るためのケージ等
札幌市内にお住まいの方が、犬を譲り受ける場合は、登録手数料3,200円
犬猫をお迎え入れる予定のある方、保護してくださる方は、
札幌市動物管理センターや保健所などの自治体や保護宅やシェルターで
新たな出会いを待っている「命の崖ぶちにいる子たち」に
救いの手を差し伸べていただけたらこんなに嬉しいことはありません。