飼い主のいない猫の映画
『みんな生きている』〜飼い主のいない猫と暮らして〜が今日からロードショーです。
全国順次公開 上映スケジュール
http://www.sepia.dti.ne.jp/tess/cat/news.html───────────────────────────────────────
■ 映画HPより
家族のように大切にされる飼い猫と、人知れず生まれ、人知れず死んでいく野良猫。
同じ猫なのに、なんでなの?
野良猫は、実は、飼い主に捨てられたか、
不妊・去勢手術をしないまま家と外を行き来していた猫と、その子どもたち。
人が見捨てた猫たちなのです。
9年前、娘が拾ってきた子猫のエビ。
以来、庭に来た野良猫をつぎつぎ保護して現在4匹と暮らす「私」が、
自分の飼い猫の成長映像をベースに、ビデオカメラを手に、
野良猫にかかわる行政、ボランティアグループ、獣医師…ドイツ、
アメリカの動物愛護施設まで取材していくドキュメンタリー。
東京五輪が決り、取り壊される建物で暮らすたくさんの野良猫が
行き場を失っていると聞きます。
人と動物が共生する国になるために、今こそ、この映画を!
猫が好きな人、嫌いな人、猫が増えすぎて困っている地域の人、
地域猫を知りたい人、猫ボランティアってなにするのか知りたい人、
などなど野良猫の基礎知識が満載!
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札幌は、6月3日(火)より蠍座(さそりざ)でロードショーが決定しました!
この映画は自主上映できますが、
お住まいの地域で上映予定がない方は、自主上映会を開いてみてはいかがでしょう。
猫への理解を深めることで、『人と動物が共生できる幸せな社会』の実現に、
勇気やヒントをいただけるのではないでしょうか。
自治体、町内会などで上映されるとより効果が大きいと思います。
また、東京の国立市では地域猫の活動が実り、
行政殺処分がゼロになる嬉しいニュースもありました!
『猫の殺処分ゼロに地域猫活動が実り 東京都国立市』
中日新聞記事 東京都国立市で、猫の殺処分が2012年度からゼロになっている。
猫の不妊去勢手術への助成がない中、ボランティアと行政が連携して、
地域猫活動を地道に進めてきた結果だ。
市では05年、後藤由美子さん、福井和江さんの2人が、
「猫のゆりかご 国立地域猫の会」を立ち上げ、会の資金のみで、
600匹近くの猫の不妊去勢手術を行ってきた。
東京都の多くの市区町村は猫の殺処分を減らすため、
不妊去勢手術に助成金を出している。
しかし国立市は13年度から、オス3000円、メス5000円を上限に
助成をスタートさせたばかりだ。
「予算がない分、行政も一緒に活動してほしいと頼みました」と後藤さん。
そこで市環境政策課は03年度から「地域猫政策」を開始。
会と協働で野良猫への苦情があればすぐに出向き、
猫を手術して地域猫として世話管理していくよう地域住民に働き掛け、
関連セミナーも開いた。
「協働事業で、住民にもだいぶ政策が浸透しました」と後藤さん。
こうした活動が実り、市から殺処分を行う都の施設への猫の引き取りは年々減り、
05年度が17匹だったが、12年度にゼロを達成した。
都内では、千代田区も10年5月を最後に猫の殺処分ゼロを継続している。
(2014年4月5日)
そして、北海道では網走市が2013年度犬猫とも殺処分数がゼロになりました!
北海道新聞当会でもたびたび飼い主募集の情報拡散させていただいていた
網走保健所に収容されていたサビの母猫。
1月の真冬に道道の真ん中で、
親子で寒さに耐えるよう身を寄せ合っていたところを保護されました。
子猫はやや暫くして譲渡されましたが、
炎症で目も開かないような母猫にはなかなか出会いがなく、
それでも、網走保健所では譲渡の可能性を信じ
3ヵ月以上収容してくださっていました。
先日、当会のスタッフが
いつまでも出会いがないこの子を不憫に思い引取りました。
保健所の方から猫エイズ感染症キャリアの可能性も・・と伺っていましたが、
血液検査で猫エイズ感染症キャリアと分かりました。
現在、猫ウイルス鼻気管炎にかかっていて治療中です。
病院では、左目は眼球自体がなく生まれつきか怪我によるものだそうで、
右目は猫ウイルス鼻気管炎の影響であまり開いていない状態です。
大人しく懐こいとてもいい子です
網走保健所では保護した猫に関する情報発信や、
飼い主との話し合いの強化などが功を奏し、
2012年度には犬の殺処分ゼロも達成。
この度、2013年度の猫の殺処分がゼロとなったことについて
網走保健所の担当者の方は、
「多くの人の協力のおかげ。今後も続けたい」と
意気込みを語ってくださいました。
しっぽの会では、2010年「飼い主のいない猫基金」を発足しました。
http://shippo.or.jp/noranekotoinoti.html地域猫について
http://shippo.or.jp/tiikineko.html野良猫の避妊・去勢手術の協力をしてくださる方々に、
基金より助成金の援助をさせていただきます。
しっぽの会の趣旨に賛同してくださる方で、
ご興味ご関心のある方は、まずはご一報ください
電 話:0123-89-2310
FAX:0123-89-2311
Eメール:info@shippo.or.jp
北海道から可哀想な野良猫がいなくなるよう、
やがては一匹でも多くの子が温かい家族に迎えてもらえますよう、
皆様のご協力をお待ちしております☆
※猫エイズ感染症は猫同士の喧嘩や交尾で感染し、そのため野良猫に多いのが特徴です。
ただ、猫同士以外は感染しませんし、同じ感染症のキャリア同士、
または一匹で飼われるか別々な部屋で飼われるなど工夫して飼養できます。
原因は、飼い猫を「室内飼い」しない飼い主にあります。
当会でも猫エイズ感染症キャリアの子も出会いを待っています☆
Gウィークもご面会、ご見学頂けますので、どうぞしっぽの会まで足をお運びください☆
しっぽニュース
posted by しっぽの会 at 13:37
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