推定10歳の後両肢麻痺のミニチュアダックスを引き取りした飼い主さまから、
ダックちゃんのその後のご報告をいただきました
今年1月、ダックちゃんはセンターに「噛む」との理由で放棄されましたが、
すぐに人懐こく大人しい子と分かり、
動物が物言えぬことをいいことにした飼い主の身勝手な言動と分かりました。
ダックちゃんは約2ヵ月の長期間収容でしたが、
センターでは命が繋がる希望を捨てませんでした。
そして飼い主さまも、後両肢麻痺のハンデがあるため、
なかなか出会いがないダックちゃんを気にかけ、
お迎えを決意してくださいました!
車イスでお散歩するダックちゃんは、
表情も穏やかで生きる歓びに溢れているようです!
しっぽの皆さん、お久しぶりです。
下肢麻痺ダックスの「ダック」です。
ダックを保護してから、
約1ヶ月が経ったので改めて近況を報告させて頂きます。
最近は今の生活に慣れ、
抱っこされるのが大好きな我が家で一番の甘えっ子になってしまいました。
また、とても食いしん坊でモリモリご飯も食べます。
先住犬とも仲良く、3匹での散歩をとても楽しんでいます。
前回作成した車椅子(初号機)も活発なダックには物足りないようなので、
早々に2号機の作成に取り掛かりました。
そして、出来た2号機!
題して、「ダック2号機!オーレンジャー仕様!」
寄付して頂いた三輪車を改造し、砂利道や草むらも入れるようにしてみました。
少しの可能性にかけ病院へ連れていきましたが、
麻痺が起こってから長い年月が経っていたようで、
手術や治療を行っても麻痺が治る可能性はほぼ無いとの診断でした。
その年月を前足だけで引きずって歩いていた為、
腹部の皮は伸び、前足周辺の筋肉は異常に発達しています。
今までの過酷な生活を乗り越え、生きる事を諦めなかったダック。
これからは、楽しい生活を送らせてあげたいと改めて思いました。
また、ダックを見守り応援して下さる皆様に感謝申し上げます。
【しっぽレポート関連記事】
後肢麻痺のミニチュアダックスの飼い主さまからご報告☆
http://shippo-days.seesaa.net/article/392901280.html
ダックちゃんのがんばる姿に元気をいただいた方も多いことと思います。
飼い主さま、ご報告本当にありがとうございましたm(__)m
タグ:札幌市動物管理センター