<画面クリックで大きくなります>
4月18日付朝日新聞朝刊道内ページに、
札幌市動物管理センターの殺処分過去最少の記事が掲載されました。
犬猫の収容数は年々減少傾向にあり、
9年前の2004年は犬766匹だったのに対し、2013年度は344匹。
飼い主による放棄も2004年度の298匹から、
2013年度は119匹に減少しました。
猫は毎年2,000匹以上が収容されていましたが、
2012年度には2,000匹を切り、2013年度は1,607匹に。
これにより殺処分される犬猫の数も減少、
2013年度は犬8匹となり、2004年度の249匹に対し約30分の1、
猫は2013年度764匹で、2004年度の2,406匹に対し約3分の1に減少しました。
札幌市動物管理センターでは、
犬猫の引取りを希望する飼い主に対し、
引き続き飼育できる方法や努力をするように粘り強く説得、
札幌市動物管理センター独自の取り組みである
「飼い主さがしノート」に登録すれば、
自宅で飼養しながら飼い主探しの情報を拡散する取り組みもあります。
譲渡率も大幅にアップ、
犬が2004年度34.3%だったのに対して2013年度は59.3%、
もとの飼い主への返還と譲渡を合わせると97.1%、
猫の譲渡率も5.3%から41.5%と大幅にアップしました。
動物愛護意識の高まりで一般市民の方への譲渡も増加、
ボランティア、愛護団体などの協力も大きな力となったのではないでしょうか。
今年も4月〜11月の第2、第4土曜日と7月21日(祝)、
平日に犬猫の面会や見学に来られない方にも来ていただきたいと、
札幌市動物管理センター福移支所を開けられます。
今月から新年度が始まりました。
今年も殺処分ゼロを目指して、
啓発、情報拡散、飼い主になるなど、官民協力体制でがんばっていきましょう!
しっぽレポート関連記事
「がんばる行政 札幌市動物管理センター」(4月9日記事)
http://shippo-days.seesaa.net/article/394239295.html
しっぽレポート関連記事(4月15日記事)
「犬猫の殺処分 最少 読売新聞」
http://shippo-days.seesaa.net/article/394729640.html
札幌市動物管理センターHP
http://www.city.sapporo.jp/kurashi/animal/new.html
こちらの、網走保健所の職員の方もがんばっておられます。
こちらの記事もご覧ください。
「網走保健所、猫の殺処分ゼロ 昨年度、犬に続き 情報発信で新しい飼い主」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/533985.html
タグ:札幌市動物管理センター 網走保健所