2014年04月09日
がんばる行政 札幌市動物管理センター
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4月8日付の北海道新聞朝刊札幌圏ページに、
札幌市動物管理センターの犬猫の殺処分数が激減した記事が掲載されました!
犬の収容数は平成19年の718匹は平成25年度344匹まで減少、
返還譲渡率は97.1%にまで上昇しました。
注目される殺処分数は平成19年の172匹から平成25年度は
2ケタを切る8匹まで減少、目標値ゼロは目前です。
殺処分された犬はその殆どが、
飼い主に放棄された痴呆や病気などハンデのある老犬ですが、
中には咬傷犬もいました。
しかし、最期まで飼養するのは飼い主の愛情、義務、責任です。
途中で飼育を放棄する飼い主に、動物は何も抵抗することができません。
全ては人間側の問題、動物に罪はないのです。
猫の収容数は、毎年2,000匹超えていたのですが、
平成25年は1,607匹にまで減少、
返還譲渡率は42.8%、7倍に上昇しました。
また、殺処分数は764匹とはじめて1,000匹を切りました。
しかし、1日に換算すると毎日2匹が殺処分されているわけで、
殺処分されている殆どは目も開いていないような子猫たちです。
札幌市動物管理センターでは一昨年から、
期間限定で第2土曜日に譲渡の窓口を開け譲渡を推進しました。
また、収容数や収容期限延長など、
出来うる限り最大限の努力をされていています。
譲渡率アップは、
理解ある一般の方やボランティアさん、動物保護団体も貢献しました。
札幌市動物管理センターでは、殺処分ゼロを目指して、
今年は今週12日(土)〜11月まで、
第2、第4土曜日と7月21日の祝日も開庁します。
そして、この先さらに殺処分数を減少させるには、
飼い主のモラルの向上と野良猫の対策が要と思います。
ペットに、避妊・去勢手術をして行き場のない命を生み出さないことや
終生命が尽きるまで面倒を看ることは当然のことです。
また、野良猫は餌を与えるだけではどんどん数が増えてしまいます。
地域の住民で増やさないように避妊・去勢をして餌とトイレも管理、
一代限りの命を全うできるよう許容ある社会ができれば
人間にとっても住みやすい地域になるはずです。
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私たちも一昨年5月、
北海道、各総合振興局、札幌市動物管理センター、
道内市立保健所、道立保健所などの動物行政に対して、
「犬猫の引き取り・収容動物の取り扱い及び啓発強化に関する要望」の
19,341名の署名を提出させていただきました。(2012.3月終了)
署名詳細ページ
http://shippo.or.jp/syomei.html
札幌市動物管理センターは飼い主からの引取りは無料、
犬や猫を放棄して何の代償もないのは動物愛護とはいえません。
また、譲渡する犬猫には再び放棄されることがないよう
マイクロチップを挿入していただきたいと思います。
その他、札幌市動物管理センターでは、
迷子の犬をお迎えに行った場合、返還費用が1匹につき7,200円かかり、
飼育管理費用として、1匹1日につき400円かかります。
放棄した人間はタダ、
迎えに行った飼い主さんは高い費用負担はどう考えても不公平だと思います。
札幌市動物管理センターが更により良い動物愛護施設となりますよう、
私たちも周知や情報拡散、新たな飼い主になるなど、
できることで支援や応援していきたいですね。
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