2014年03月17日

3月、道南方面の保健所からのレスキュー日記

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3月12日、夜も明けぬ前、
道南方面保健所等に収容されている3匹の犬の引取りに、
長沼を出発したスタッフ☆

美笛峠を越え、洞爺湖経由でまずは北斗市役所に向かいました。

遠くに見えるのは後志地方南部にある、標高1,898mの 成層火山で
蝦夷富士(エゾフジ)と呼ばれている羊蹄山です。

12月のレスキューでは、
夜が明けるのが遅いため見ることは出来ませんでしたが、
早い夜明けは北国にも春を感じさせてくれます。





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ところが、、、
さすがまだまだ寒い北海道では、霧氷といって、
氷点下の環境では樹木に白色や半透明の結晶が付着します。

寒いのですが美しかったので、車から降りて撮影しました。





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最初到着した北斗市役所では、
自転車置き場で柴系のミックス犬が待っていてくれました。

この日の引取りに合わせ、
ゴミ集積センターの「クリーンおしま」の犬の抑留場所から、
事前に連れて来てくださっていました。

この子は北斗市の民家にて捕獲され、
放浪生活が長かったのか保護当時はガリガリに痩せ
あばら骨も浮いていたそうです。

推定5歳、名前は桃となりました。
http://shippo-dog.seesaa.net/article/391525847.html





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桃の引取りを終え、次に向かったのは函館保健所。

収容されていた推定10歳のテリア系ミックスのメスは、
2月24日、海沿いの石崎町の国道バス停で保護され、
保護時の身体は泥と雪の塊で汚れ悲惨な姿でした。

おそらく車で連れて来られそのまま置き去りにされたのでしょう・・・。

歩行時に後肢がびっこをひくので、
保健所で病院に連れて行ってくださいましたが、
原因は足の裏の毛に藁や汚れが絡んで、
痛くてスムーズに歩けなかったようです。

身体の毛もカットしてくださりスッキリしていました!

ケージに入れる時、暴れたので難儀しましたが、
性格は明るく懐こい子です。

推定10歳オス、名前はアリスと名付けました☆
http://shippo-dog.seesaa.net/article/391620469.html





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午後一番で向かったのが、
同じ函館市にある渡島振興局1階にある渡島保健所です。





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高齢の柴犬が長く収容されていましたが、
昨年12月25日七飯町の畑にいるところを保護され、
その後、七飯町役場で飼い主のお迎えを待っていましたが、
とうとう迎えはなく2月4日から渡島保健所に収容されていました。

新たな出会いもなく延長も厳しくなってきたため引取りました。





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推定10歳メス、名前は姫奈(ひな)に決まりました。
http://shippo-dog.seesaa.net/article/391722491.html

虐待されていたことがあるのか、手を怖がる仕草も見せますが、
大人しく、職員さんは吠えた声も聴いたこともないそうです。





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渡島保健所がある渡島総合振興局では、
ポケットティシュに飼い主募集の犬猫のシール写真を貼って、
多くの方に周知されていました。

とてもいいアイディアですね!


以上、3匹を載せて一路長沼への帰路に着き、到着は夕方5時半。

往復536キロの道南レスキューが終了しました!

命を救う熱い思いと使命感に燃えているスタッフは、
長い道のり苦ともせずにいつも快くレスキューしてくれます☆

この時点で収容スペースがいっぱいになったしっぽの犬舎あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

その後、中型犬が数匹卒業しましたので、
何とか収容限界を解消することができました!

卒業ワンの飼い主さまに助けられ、
また新たな命を救うサイクルを生み出すことができました!

スタッフだけの力ではどうにもならないことが多く、
ご支援の皆さまに助けられて『しっぽの会』が存在していると
心から感謝しております。

本当にありがとうございます!m(__)m


posted by しっぽの会 at 16:19 | 北海道立、市立保健所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おめでとう!美一がしっぽを卒業しました♪

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おめでとう!昨日、美一がしっぽを卒業しました

飼い主さまは、以前からしっぽの会をご支援くださり、
HPもよくご覧になられていたそうですm(__)m

ご主人さまは、お仕事の関係で美幌町に行かれることが多く、
美一が当会に引き取られてからずっと気にかけ、
面会にも二度、足を運んでくださいました☆

札幌の動物管理センターから引き取られた愛犬の大型犬を昨年6月に亡くされ、
失意の中にいらした飼い主さま・・・やはり再び犬と生活を共にされたいと、
同じ月に保護された美一に運命的なものを感じていらしたようです☆

美一は、昨年6月、美幌町古梅で保護され、
収容所の職員さんにお世話いただきながら、美幌の厳しい冬を頑張っていました。

人が大好き、寂しがり屋で甘えん坊の美一。
良かったね!これからはいつも甘えられる家族がいるね

これからも、折を見て遊びにいらしてくださるそうですよ〜

飼い主さま、美一をどうぞよろしくお願いしますm(__)m


しっぽニュース


タグ: 里親
posted by しっぽの会 at 00:47 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする