
昨日、石狩保健所から北海道犬系のメス犬を引き取りました。
石狩市北生振の農家さんのお宅前で居座り動かなかったそうで、
2月5日、通報があり保護されました。
周辺には民家もなく、犬も身の安全のため、
人けのある場所から動けないと察知しての行動だったのでしょう。
首輪を外された跡があったそうですから、
真冬の寒空に捨てられたに違いありません。
迷子期限終了後は譲渡対象犬でしたが、
噛むので一般の方には譲渡できないと当会が引取ることになりました。

最初は結構吠えられましたが、数分すると慣れて触らせてくれました。
相手が分かるまでは警戒する純粋な和犬気質のようです。
遊びながらのあま噛みもありますが、興奮して強くなることはありませんし、
その辺はちゃんと心得ているようです。
洋犬のように誰にでもフレンドリーなわけではありませんが、
和犬気質をご存知の方には、
この子が特別でないことをご理解いただけると思います。
大きさも柴犬くらいの和風美人です☆
同時期に迷子で収容されていたラブラドールレトリバーは
問い合わせ多数、引く手あまたの大人気でしたが、
この子の問い合わせは1件もなかったそうですから、
仕方ないとはいえちょっと悲しい現実です。
名前は真白(ましろ)と名付けました☆
今日は健康診断とフィラリア検査、混合ワクチンを接種して、
後日、避妊手術を施しマイクロチップを挿入します。
ご譲渡は全てが済んでからとなりますが、
面会はいつでもOKですので、
雪に負けないくらいの真白にぜひ会いにいらしてください♪
しっぽニュース