今日の札幌市動物管理センターには、犬4匹、成猫49匹、子猫1匹が収容されていました。
1月30日より5回に分けて放棄された多頭飼育の猫は98匹。
(当初の発表は99匹でしたが訂正されました。)
猫の保護団体「ねこたまご」さんや個人のボランティアさんが多数引き取ってくださり、
これから里親さん探しに奔走されます。
当会も微力ですが、本日6匹の多頭飼育放棄の猫を引き取り、
先々週の5匹と合わせて11匹の猫を引き取りました。
また、本日は飼い主に放棄された土佐犬のオスを引き取りました。
今日も、人間に翻弄された動物たちの心の声が聞こえてくるようでした・・・。
収容犬193、推定5〜6歳の茶白ミックス犬のオス。
顔を覚えてくてたようで、犬舎の前に行くと駆け寄ってくれる可愛い子です。
常にテンションが高く、気持ちが落ち着かないようで、愛情に飢えているのでしょう。
番犬ではなく、家族として家の中に迎えいれてくださる
理解ある飼い主さんと出会って欲しいです。
収容犬011701、推定10歳のミニチュアダックスの去勢オスは下半身不随なのにもかかわらず、
飼い主に「噛みつく」と放棄されました。
職員さんも最初は皮手をして注意して接していましたが、
全くそういった素振りすらなく、お腹も身体のどこでも触らせてくれます。
人懐こくワガママなところはありません。
後肢を動かすことができないので、一生介護が必要になりますが、
高齢ですから、この先そんなに長い時間が残されているわけではありません。
ご理解ある方との出会いを待っています・・・。
受け入れを検討できる方は、
一度、動物管理センター福移支所までぜひ面会に行かれてみてください。
昨日放棄された14歳の柴犬のオス。
放棄の理由は「噛むから・・・」
14歳まで一緒に暮らしていた飼い犬を・・・
今更「噛むから」と捨てる飼い主の心理は到底理解することはできません。
一般の方に譲渡できるか経過観察してくださることになりました。
<写真は先週のものです>
1月24日に放棄された土佐犬?マスチフ系のオス。
放棄理由はこの子も「噛むから・・・」
大型犬でしかも「噛む」となると、
保健所などでは経過観察していただけない場合が多いと思いますが、
しっぽの会にならと譲渡可能にしてくださいました。
今日は引取りを予定していましたので、
既に職員さんが大型ケージに入れロープも結んで準備してくださっていました。
「猛獣につき取扱注意」風ですが、本犬はいたって大人しくビビリちゃんです。
噛むという飼い主側の放棄理由も信じがたいほどです。
痩せてガリガリ、骨格標本みたいにあばら骨が浮き上がり、尾てい骨も分かるほどです。
食べても肉にならないようで、軟便が続いています。
ボランティアさんが、この子のためにと用意してくださった「消化管サポート」のフードや
オヤツもいただきました。
本当にありがとうございました。
この子がケージの中で動く度に車が揺れました^^;
見た目は厳ついですが、いい子です☆ ぜひ会いにいらしてください。
収容猫F170、推定5〜6歳のサビ色のメス。
いつも寝ているか隅で固まっている臆病な性格です。
収容猫K020508、推定3〜4ヵ月の白黒子猫は別件の多頭放棄猫です。
子猫部屋に収容されているのはこの子だけでしたので、
寂しいのでしょう。
人が来ると鳴いて思いっきりアピールしていました。
甘えながら肢をフミフミするのが可愛いです。
収容猫F020603、推定2〜3歳の多頭飼育放棄猫の黒茶白のオス。
威厳ある存在感たっぷりの猫です。
収容猫F020603 、推定2〜3歳の多頭飼育放棄猫の黒猫のオス。
機嫌悪そうに見えますがこんな顔なのかも知れません。
密集した過密状態の過酷な環境を生き抜いてきた猫たちは、
それぞれ1匹づつケージに入れられています。
収容猫F021801、一昨日放棄された推定2〜3歳の黒猫のメス。
多頭飼育放棄とは別件の放棄ですが、
収容されたばかりなのでストレスから緊張気味でした。
本日は多頭飼育放棄のメス猫6匹を引き取りました。
身体も小さく1歳未満でしょうか。
サバトラのかわいい子です。
他は黒猫のメス4匹です。
緊張しながらも大人しくケージに入ってくれました。
先週に比べて多頭飼育放棄の猫たちのケージも減り、
98匹いた猫たちは37匹まで減りました!
救いたいと思う職員さんの地道な努力と
ご協力くださるボランティアさんの必死な行動のお陰です。
本日、当会が引取りした6匹を抜くと収容猫は43匹になりましたが、
まだまだ収容限界状態です。
以下は札幌市動物管理センターHPに掲載されていない猫たちです。
懐きが今ひとつだったり、健康状態を観察している猫たちです。
ご縁を感じる子がいましたら、ぜひ職員さんに声掛けしてみてください。
ご理解ある方との出会いを待っています。
3月1日(土)、札幌市動物管理センターは、
1匹でも多くの子に出会いのチャンスが生まれますよう、臨時の土曜開庁が行われます。
日時:2014年3月1日(土)
時間:10:00〜12:00
場所:札幌市北区篠路町福移156番地
電話: 011-791-1811
譲受される際に必要なものは以下となっています。
・運転免許証や健康保険証等、身分を証明できるもの
・犬を譲受される場合は首輪やリード、ケージなど
・札幌市民の方は犬の登録料3,200円
市外の方は、お住まいの市町村で必ず登録をされてください。
・猫を譲受される場合はキャリーケースを持参
平日行かれない方や、新たに犬猫のお迎えを予定されている方は、ぜひ足をお運びください。
渡島保健所に収容されている推定10歳以上の柴犬?のメスは、
昨年12月25日七飯町の畑にいるところを保護されました。
その後、七飯町役場で飼い主のお迎えを待っていましたが、
とうとう迎えはなく・・・遺棄されたのでしょう。
年相応の元気も食欲もあり、お散歩もできます。
年のせいか肢がプルプル震えることがあるそうですが、
見た目に健康上の問題はなさそうです。
大人しく吠えもない、いい子です。
推定2歳のキジトラ猫の去勢オスは、
人懐こさ抜群の花マルのいい子です。
2匹とも収容が長くなっています。
出会いも問い合わせもない2匹に
どうか幸せになるチャンスを与えてください!
幸せになりたいのはどの子も同じはず・・・ご理解ある方との温かな出会いを待っています。
最新の情報は随時、下記のHPまたはお電話でご確認ください。
お問合せ先:渡島保健所 電話:0138-47-9551
http://www.oshima.pref.hokkaido.lg.jp/hk/hgc/kainushi6.htm
中標津保健所で飼い主を募集している推定2ヵ月のメスの子犬。
標津町上古多糠ゴミステーションに
4匹で段ボールに入れられ遺棄されていました。
1匹は保護した方に貰われ、2匹は譲渡されましたが、
残り1匹にはまだ出会いがありません。
収容時は怯えていましたが、
今は子犬らしくよく遊び時にはきょうだいケンカをし、
スクスクと育っています。
避妊手術を施し、
最期まで愛情と責任もって飼育してくれる方を希望します。
幸せになりたいのはどの子も同じはず・・
ご理解ある方との温かな出会いを待っています。
愛護動物の遺棄は犯罪です!
無責任な飼養放棄は断じて許してはなりません!
お問合せ先:中標津保健所 電話:0153-72-2168
http://www.nemuro.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/dogcat/information.htm
北見保健所に収容されている姉妹の子犬は置戸町で捕獲器にかかりました。
近くには親らしき犬もいたそうですが、お腹を空かし生きるのに必死だったのでしょう。
2匹とも出会いがありました!
カギしっぽの黒のオス猫は迷子でしたが、お迎えはありませんでした。
良く懐き人に慣れているので飼い猫だったに違いありません。
猫エイズ感染症の疑いもありますが、
1匹で飼うか同じ感染症同士の猫ならお迎えいただけます。
アメショー系のオス猫は飼い主の事情で放棄されました。
大きめで食欲もあり人懐こく元気です。
出会いがない4匹ですが、どうか幸せになるチャンスを与えてください!
幸せになりたいのはどの子も同じはず・・ご理解ある方との温かな出会いを待っています。
最新の情報は随時、下記のHPまたはお電話でご確認ください。
お問合せ先:北見保健所 電話:0157-24-4171
http://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kth/inunekobosyuu.htm
帯広保健所に収容されている10歳のダックス&ヨーキーミックスのオスは
飼い主の事情で放棄されました。
大変人懐こく、寂しいと吠えて人を呼びますが、抱っこされると大人しくなる甘えん坊です。
キジトラ猫のオスは迷子でしたがお迎えはありませんでした。
年齢も若めで身体は大きく存在感たっぷりです。
この子も大変人懐こい子で、 鳴きながらすり寄ってくるそうです。
人間に翻弄される小さな命・・・ 幸せになりたいのはどの子も同じです。
ご理解ある方との温かな出会いを待っています。
どうか幸せになるチャンスを与えてください!
最新の情報は随時、下記のHPまたはお電話でご確認ください。
お問合せ先:十勝総合振興局帯広保健所 電話:0155-26-9031
http://www.tokachi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/sizen/doubutsu/inunekobosyuu.htm
保健所では、犬猫達が皆様の救いの手を差し伸べられるのを待っています!
犬猫を迎え入れる予定のある方は、どうかお近くの保健所に収容されている犬猫に、
救いの手を差し伸べていただけたら幸いです。
☆しっぽの会北海道保健所情報☆
http://shippo.or.jp/dekirukoto.html