2014年02月17日

1匹でも救う可能性にかける札幌市動物管理センター

014.jpg

おびただしいケージの数々。

ここは札幌市動物管理センターの犬舎裏の通路です。

1月30日から5回に渡って捨てられた猫は98匹。
(当初の発表は99匹でしたが訂正されました)






005.jpg

見ると、黒猫が大半を占めて、黒茶(こげ茶のような)、灰猫や灰トラなど
皆若く丸顔のかわいい猫たちです。





013.jpg

ロシアンブルーやマンチカン風な短毛の洋猫タイプに見えます。





081.jpg

狭い部屋で98匹もの頭数を飼育し、
数匹のオスを除いては不妊手術されていなかったわけですから、
繰り返しの繁殖でごく短期間に増えしてしまったようです。

飼い主から相談を受け発覚、
札幌市動物管理センターが対応されたわけですが、
受け入れ場所のない保健所や職員さんお意識の違いでは、
全頭殺処分されることは大いにあり得たわけです。

飼い主の相談がさらに遅かったら、倍、倍、倍・・・
もっと恐ろしいことになるところでした。





046.jpg

040.jpg

同じ飼い主が6日に放棄したオス猫です。


札幌市動物管理センター「譲渡可能猫情報」
http://www.city.sapporo.jp/inuneko/syuuyou_doubutsu/houkineko.html


札幌市動物管理センターには、励ましのお電話の他、
抗議のお電話も入っているようです。

先日デンマークの動物園でキリンが銃殺されるショッキングなニュースがありました。

http://www.asahi.com/articles/ASG2C53LKG2CUHBI01L.html

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140213002


命を大切にする教育を子供たちにするなら、
大人が口先だけではなく実際に大切にしている姿を見せるべきです。

「1匹でも多くの命を救いたい」と安易に殺処分の道を選ばず、
救うために動かれた熱意ある札幌市動物管理センターの職員の方々には、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

猫の保護団体のねこたまごさんも、預かりボランティアさんも東奔西走されています。

現在数は半数以下にまで減り、といっても37匹います!!

以前からの迷子期限切れや別件放棄の猫も含めると
成猫52匹、子猫3匹が収容されています。

猫のお迎えを予定されている方、
保護され新たな飼い主さんを探してくださる方は、
ぜひ札幌市動物管理センターの猫たちに会いにいかれてください。


札幌市動物管理センター福移支所
http://www.city.sapporo.jp/inuneko/main/map.html


幸せになりたいのはどの子も同じはず・・・

どうか幸せになるチャンスを与えてください!




posted by しっぽの会 at 15:24 | 札幌市動物管理センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする