2013年08月02日

旭川市動物愛護センター「あにまある」で始まった地域猫活動

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旭川市動物愛護センター「あにまある」が7月より
地域猫活動を始められた記事が昨日の北海道新聞夕刊に掲載されました。


地域猫とは、

地域の理解と協力を得て、
地域住民の認知と合意が得られている特定の飼い主のいない猫をいいます。

地域住民と飼い主のいない猫との共生をめざし、
不妊去勢手術の実施や新しい飼い主を探して飼い猫にしていくことで、
将来的に飼い主のいない猫をなくしていくことを目的としています。

野良猫に餌を与えるだけでは、飼い主不明の猫が集まり、子猫を生み、
結果としてまた可哀想な野良猫が増えてしまうことになります。

また、不妊等の手術をすることは繁殖を防ぐだけでなく、
発情期の鳴き声やマーキングなどの行動を抑えることができ、
猫による様々な被害を減らしていくことが可能になります。

当会代表稲垣もコメントさせていただいていますが、
北海道では地域猫の活動が知られていないうえに、
地域住民の方の理解が得られない厳しい現状があります。

そんな中、北海道の自治体の中で初めて地域猫の取り組みを始められた
旭川市動物愛護センター「あにまある」の活動は、
北海道の地域猫のパイオニアとなる素晴らしい取り組みです。

当会でも、地域で適正な管理活動を行っているグループ等に対して、
不妊等手術を行った際の一部費用を助成する
「飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費助成金交付制度」を行っていますので、
該当される方や関心のある方は当会までご連絡ください。


詳しくは、飼い主のいない猫のページをご覧ください。

横浜市磯子区から始まった地域猫活動は、
東京、大阪、神戸、福岡など都市部を中心に徐々に広がりを見せています。

北海道にも地域猫の活動が根づき、小さな命に優しい社会が実現しますように・・・。


☆地域猫に関するしっぽレポート過去記事も合わせてごらんください☆

殺処分を減らしたい! 明日はイチオシをご覧ください!
http://shippo-days.seesaa.net/article/369285454.html

HAPPY MUSIC FESTA & pets 2012
http://shippo-days.seesaa.net/article/291435094.html

市民活動総合情報誌 ウォロ ☆
http://shippo-days.seesaa.net/article/197179016.html

「地域猫」支援 道内でも
http://shippo-days.seesaa.net/article/176636379.html



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posted by しっぽの会 at 13:28 | 北海道立、市立保健所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする