2013年07月05日

終わりなき嶺泊の捕獲犬

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石狩保健所から子犬1匹を引き取りました。

この子犬は推定3ヵ月のオスのミックス犬で、
またもや石狩市厚田区嶺泊で捕獲された半野良の子犬です。

この子は3匹兄弟で近くの牧場で捕獲されましたが、
この牧場の干し草置場の納屋ではこれまで何度も
近くの半野良犬が子犬を出産しています。

昨年末、当会で保護したピールたち兄弟も同じ状況で捕獲されました。

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この子の兄弟はすぐに新しい飼い主さんが決まり、
この子だけが保健所にやって来ましたが、
すごく痩せて栄養状態が悪く皮膚病もありそうです。

今後は駆虫や皮膚病の治療をして栄養をつけて免疫を高め、
何より子犬らしくコロコロと健康になろうね!





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もう1匹の収容犬。
チワワのオスは石狩市新港東4丁目で保護されました。

昨日が迷子期限でしたが、とうとう飼い主の迎えはありませんでした。

今日から譲渡対象になりますが、
すでに問い合わせがあるそうですから、新しい飼い主さんが決まりそうです。

今度こそ終生幸せでありますように・・・。





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大きめの猫も1匹収容されていました。

この子は7歳半の去勢オスで、昨日、飼い主に放棄されました。

ケージの隅で固くなり、
緊張のため床の新聞紙が濡れるほどヨダレを垂らしていました。

このように人間の都合で保健所に収容される犬猫は後を絶ちません。

人間の子どもなら放棄や遺棄は普通はあり得ませんが、
犬や猫などの動物となると同じ一つの命や心を持っているのに、
いともたやすく捨てられるのは本当におかしなことだと思います。

人間に翻弄される動物たち・・・
人と動物が共生できる社会が実現することを願ってやみません。



しっぽニュース



posted by しっぽの会 at 00:24 | 北海道立、市立保健所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする