2013年06月06日

6月6日の札幌市動物管理センターは

今日の札幌市動物管理センターには、成犬7匹、子犬3匹、
猫は成猫5匹と子猫18匹の計33匹が収容されていました。

暖かくなり子猫の収容が目立ってきました。

また、珍しく子犬が3匹収容されていました。

人に慣れた子犬でしたから、野良ではなく飼われていたことは明らかでした。





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収容犬35、パピヨンのオスは南区真駒内332番地で保護されました。

ケージ越しに身体をすり寄せてくる人懐こい子ですが、
今日で1週間・・・未だに飼い主の迎えはありません。

収容期限は10日(月)です。





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収容子犬P1-P3、ミックスの3匹兄弟子犬はすべてオス。

清田区有明136番地で保護されました。

ちょっと臆病な仕草も見せますが、遊び好きのヤンチャっこのようです。

見ているだけで可愛い子犬たち。

生命力とエネルギーに満ち溢れています。

これから3匹は、別々に貰われて行き、十数年の月日を生きることでしょう。

可愛いから、癒されるからと自分の都合だけで飼うのではなく、
飼い主も動物たちにとって安心、信頼できる人にならなければいけないと思います。

収容期限は10日(月)です。





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収容犬36ミニチュアダックスと、収容犬39のトイプードルは
同室で飼い主のお迎えを待っていました・・・。





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上記の収容犬36、ミニチュアダックスのオスは
手稲区手稲山口アンジェリア公園内で保護されました。

保護時は首輪もハーネスもしていませんでしたから、
お散歩中に逃げ出したわけではなさそうです。

静かで大人しい子でした。

収容期限は11日(火)です。





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上記の収容犬39、トイプードルのオスは白石区川下2065番地で保護されました。

小型犬なら最近、ミニチュアダックスに次いでトイプードルの保護が目立っています。

どちらも人気犬種で、ランキングの上位に入る犬種ですが、
迷子や放棄も目立っています。

毛玉だらけで手をかけられていない状態でした。

人懐こく大人しい子でした。

収容期限は13日(木)です。






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収容犬38、ミニチュアダックスのメスは東区北33条東17丁目で保護されました。

何とも言われず悲しい目をしていました。

慣れない環境の中で動物たちは、
人が想像するよりも数倍も不安なのではないでしょうか。

収容期限は13日(木)です。





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収容犬31、推定3〜4歳のテリア系のオス。

迷子期限が切れ飼い主を募集しています。

テリア種は勝気なところもありますが、基本的に活発で元気です。

飼い主のいないペットは、とても悲し目をしています。

終生可愛がってくださる方に貰われますように・・・。





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収容犬32、推定5〜6歳のミックス犬の中小型のオス。

そばにそっと来てくれるような、穏やかな子です。

どうか良縁に恵まれますように・・・。





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チワワ2匹と一緒に放棄された経過観察中のピットブルのメス。

チワワは貰われて行きましたが、この子は当初 攻撃性があると譲渡観察でした。

毎週訪れる度に柔らかくなっていく表情を見るにつけ、
職員の方々の思いが伝わってきます。

私たちの呼びかけにも応えてくれて、そばに来てくれました!

譲渡になるまであと少しです。




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収容猫F35、キジトラ猫のオスは白石区菊水8条3丁目で保護されました。

首輪はありませんでした。

迷子の収容期限は今日まででした。





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収容猫42、茶トラのオス猫は東区北16条東15丁目で保護されました。

大きな猫です。

ビニール製の青い鈴付の首輪を付けていました。

収容期限は11日(火)です。





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収容猫K61、推定2ヵ月弱のメスの子猫。

まだ、人に慣れていないので、驚いて「シャー!」と必死な様子でした。

子猫は順応性が高いので、すぐに慣れてくれると思います。





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収容猫K65、推定2ヵ月弱の子猫3匹兄妹。

この子たちもまだ、人に慣れていません。

猫風邪に罹っているようで、目ヤニが出ていました。

譲渡後は病院で治療していただく必要があります。










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収容猫F060301、放棄された推定5歳のキジトラの去勢オス。

慣れない環境で緊張して固まっていました。

立派な体格をしていましたが、健康のためにダイエットが必要です。





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収容猫43、薄茶の若い美しいオス猫は白石区東札幌6条3丁目で保護されました。

大きな耳が特徴でアビシニアン風です。

人懐こいいい子でした。

外は交通事故の心配や猫同士の喧嘩、心ない人からの虐待など危険だらけです。

飼っている動物は絶対に逃がさないでください!

猫が外に出たがっても絶対に出さないで、室内のみで飼育してください。

もし、散歩するとしてもリードの2本使いや胴輪を装着することが必要です。





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ワクチン接種後、ワクチンが定着するまで別部屋で管理されている子猫たち。

感染症予防のための措置ですが、
センターではより確実に命を救うために実施されています。

譲渡対象になるのはワクチンが定着した後になります。

センターのホームページには掲載前の子たちですが、
こうした取り組みをされていうことをご理解いただきたく、
先行掲載させていただきました。

先日起きた  誤って飼い猫を殺処分 ″ した事故で、
多くの方からの苦情電話やメールの対応に追われる日々・・・。

職員の方々に重たい空気が流れ、士気が下がられるのでは・・・と心配です。


不幸にも虹の橋へ旅立った子の冥福を祈るとともに、
今こうした事故の再発を防ぐことが求められています。

これから、「収容犬猫の取り扱いの要綱」を見直され、
十分ご検討していただけると思います。

札幌市に限らず、殺したくて犬猫を処分されている自治体はありません。

行政はペットの最終受け皿になっているわけですが、
私たち動物の飼い主は終生飼い続けることは勿論、
愛情と責任を持った行動が必要だと思います。

今回の事故は、
不幸の連鎖ミスで起きてはならないことが起きた悲しい出来事でした。

札幌市動物管理センターは事故を隠さず自ら発表、
潔い誠意ある対応をされました。

飼い主様の深い悲しみに寄り添い、今後のお話合いされると思いますので、
今は冷静に見守らせていただくことが必要なのではないでしょうか。




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F16、センター収容中の黒灰のオス猫です。





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北見保健所では、1歳未満の子犬も出会いを待っています。





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岩内保健所では、4匹の子猫のうち2匹に出会いがありましたが、
その後2匹に出会いがないまま時が過ぎています。





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高齢になって放棄されたヨークシャテリアにも出会いがありません。





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同じく千歳保健所に放棄された3匹の猫も新たな出会いを待っています。





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倶知安保健所に放棄された避妊メス。

幸せになりたいのはどの子も同じです。

しっぽの会の保健所情報もぜひご覧ください。
http://shippo.or.jp/dekirukoto.html




posted by しっぽの会 at 22:28 | 札幌市動物管理センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする