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今朝の北海道新聞社朝刊をご覧になりご存じの方も多いと思いますが、
5月31日、札幌市動物管理センター(以下センター)は、
誤って飼い猫を殺処分してしまいました。
この猫は南警察署経由でセンターに収容された12歳のオス猫でした。
センターでは生かすための様々な努力をされて、
実際、譲渡される犬猫も増え殺処分数も減っています。
昨年から始った定期的な土曜日の譲渡窓口開設では、
新しい飼い主さんとの出会いが少ない成猫が多数譲渡されるなど、
成果がハッキリと数字となって表れていました。
そして、普段から威嚇する猫も経過観察され、
譲渡可能になるか様子をみてくださったり、
時間をかけてお世話していらっしゃることも知っています。
しかし、この度は不運なミス要因が重なり、
このような事態が起きたことは残念としか言いようがありません。
飼い主様もさぞ力を落され、深い悲しみの中におられることでしょう・・・。
センターも事実を隠ぺいせず自ら報道機関に公開され、
飼い主様に謝罪される誠意あるご対応をされています。
センターでは、今後は再発防止に尽力されるとの回答でしたし、
最大限の努力をされると思います。
以下、センターの回答書です。
http://www.city.sapporo.jp/somu/koho/hodo/201306/documents/neko.pdf
動物を飼育されている方は他にも交通事故の心配もありますし、
絶対に動物を逃がさないようにしてください。
亡くなったこの子の死が無駄にならないように、
札幌市も「犬猫の取り扱いに関する要綱」の再考をしていただけたらと思います。
虹の橋へ旅立った猫ちゃんの冥福を心からお祈りいたします。
タグ:札幌市動物管理センター