
5月24日(金)深夜過ぎ、函館保健所と北斗市役所に収容されている犬を引き取りに
搬送ボランティアさんが長沼を出発しました。
国道を260キロ余り走り北斗市に到着したのは朝方です。
コンビニで休憩と仮眠をして朝一番で北斗市役所に向かいました★

北斗市役所の担当者の方が、
収容先から先に犬を連れて来てくださっていました。
北斗市役所は畜犬登録の関係で、
北斗市民以外の方に譲渡はされていないのですが、
今月10日に引き取り後、残念ながら亡くなった北斗君に続き、
特例として当会に譲渡してくださいました。
北斗市役所のご担当者の方々に心から感謝申し上げます。
北斗君に続き、この子も市名から「斗美」(トミ)と名付けました☆
迷子で警察に捕獲された斗美は、
北斗市HPの収容犬情報で見たよりも若く見えました☆
運転中も大人しく、終始静かにしていました。

夜景で有名な函館山です。
この後、北斗市から20キロほど離れた函館市に向かいました。

函館市でも、犬を収容場所から連れて来てくださっていました。
2匹のうちかなり高齢のミックス犬のメスは、
足元もおぼつかない様子でしたが、自力でがんばって歩いていました。
飼い主に捨てられたであろうに、
悟りを開いたような仏様のような穏やかな顔をしていました。

もう1匹のミックス犬のオスは意外に?若々しくパワーフルでした!
ケージに入れられるのを嫌がっていましたが、無事ケージイン!
10時半頃、長沼に向かって出発しました。

途中トイレタイムと休憩を兼ねてイカ飯で有名な森町の道の駅に寄りましたが、
オニウシ公園では桜が満開で、お花見見物の方も多くいらしていました☆

函館保健所の高齢犬のメスは、桜にちなんで「桜子」と名付けました。
「生きていますか?」と思う程、ずっと落ち着いていました。

ミックス犬のオスは「梅男」と命名しました。
走行中は静かなのですが停車すると、
退屈なのか「ウォ〜ン」とあくびを繰り返し、ケージをガリガリ


遠くに見えるのは蝦夷富士の羊蹄山。
山の向こうまで運転は続きましたが、
往復約560キロの搬送を終えて、夕方無事に長沼に到着しました☆
前回の北斗の引き取りでは治療のため病院に直行したので、
北斗は病院で亡くなり長沼の地を踏むことは出来ませんでしたが、
函館市や北斗市などの道南方面のレスキューは、
北斗が繋いでくれたご縁なのではないでしょうか・・・。
生きたくても生きることを許されず、虹の橋へ旅立った北斗・・・。
北斗の分も精一杯生きることが、
生きたかった北斗への思いに報いることになると思います。
搬送してくださったボランティアさん、
今回も尊い命を繋いでくださり本当に有難うございました!
バリバリ元気なボランティアさんは、
遠くの街に行くのも躊躇なく
気持ちよくレスキューを引き受けてくださいますが、
多くの方々に助けていただいているお陰で、
いっそう命が輝いているのだと思いました。
しっぽニュース
posted by しっぽの会 at 12:27
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保護犬の様子
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