2012年11月18日
札幌市動物管理センターで意見交換会
昨日、札幌市西区八軒の札幌市管理センターで、意見交換会が行われました。
この意見交換会は、札幌市動物愛護推進委員の方が計画してくださり、
札幌市市議会議員涌井国夫様もお越しくださり、
札幌市動物管理センター向井所長、札幌市動物管理センター大澤獣医師他、
愛護団体やドッグトレーナーの方、札幌市愛護推進委員の方など、
しっぽの会を含め合計13名参加されました。
市議会議員の方を交えてお話する機会はめったにありませんので、
不幸な命を救うためにはどうしていったらよいか 日頃から感じていることなど、
屈託のない意見が交わされました。
内容は、
・札幌市動物管理センターの事業概要
・「旭川市動物愛護センター」あにまあるについて
・動物販売登録業者のモラル
・ブリーダーの問題
・猫の適正飼育について
・「動物の愛護と管理の法律」の改正点
・使役犬の福祉について
・収容動物の状況改善
などなど、多くの課題が上がりました。
動物の命や福祉は人が関わることで、良くも悪くも変ります。
動物を物としてみるか、尊い命として接するか、
全ては人間の質と意識の差が顕著に表れます。
教育・・・子どもに命の大切さや弱者を思いやる真心の教育をすることが、
一番大切でそれが問題解決への早道だと思います。
また、とても良い提案が上がりました!
・動物販売登録業者に認証制度を設け、優良店認定制度を作る
・展示販売動物が適正に扱われ、正しく販売されているか調査する仕組み作り
・民間でも愛護に関わる人たちが、学校に出向き出張授業をする
・収容動物の健康や収容環境を改善する取り組み
などです。
状況はすぐに変わらないと、嘆いていても何も始まりません。
あの動物福祉国家ドイツぼ動物愛護の歴史は200年前からだそうです。
皆さんも自ら現状を知って、出来ることから始め、
1ミリでも歩み、進み、継続することだと思います。
ただ今、環境省では、
動物の愛護及び管理に関する法律の一部改正等に伴う、
動物の愛護及び管理に関する法律施行規則等の一部改正案等の概要について
意見を募集しています。
日頃疑問に感じていることや、改善したらいいと思うことなどを意見として送ってみませんか。
動物の愛護及び管理に関する法律施行規則等の一部改正(案)の概要
(動物の愛護及び管理に関する法律の一部改正関連)
動物の愛護及び管理に関する法律施行規則等の一部改正(案)の概要
(特定動物関連)
意見募集要領
期限は平成24年11月13日(火)から平成24年12月12日(水)まで。
詳しくは、コチラをご覧ください。
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最後に、
しっぽの会では犬猫の健康状態に問題がない限り、子犬・成犬・子猫・成猫の全匹に
健康診断、不妊・去勢手術、混合ワクチン接種、マイクロチップを挿入しています。
また、犬はフィラリア検査、猫には猫エイズ感染症・猫白血病感染症検査を実施し、
子犬や子猫には虫下しや、追加の混合ワクチンを接種しています。
不妊・去勢手術をすることにより、老齢になっていろいろな病気を予防できたり、
何より、将来の不幸な命を増やさないためにも不妊・去勢手術は重要です。
混合ワクチンは接種することで怖い感染症から犬猫を守り、周りにも迷惑をかけるのを防げます。
マイクロチップは、万が一の逸走、災害や事故に遭った際にも、
専用のリーダーでマイクロチップを読み込むことで、犬猫の身元証明が簡単にできます。
全てを含みご譲渡には33,000円のご費用をいただいています。
(子犬・子猫の追加ワクチン代、畜犬登録した犬の登録料は別途かかります。)
一匹を救うことは尊いことです。
そして、未来の命がまた同じように捨てられたり辛いめ遭わないよう、
不妊・去勢手術することが必要です。
救うことと 未来に備え対処すること が大切だと思います。