2012年11月15日

11月15日のセンターは

今日の札幌市動物管理センターには、犬13匹、成猫5匹、子猫4匹が収容されていました。

先週もでしたが、猫の繁殖期が過ぎ、子猫の収容が大幅に減ったため、
成猫の譲渡も多くなりました。

行き場のない命を救っていくのと、
未来に殺される命を生み出さないことが大事です。

特に猫は1年に2〜3回繁殖期があり、一度に3〜7匹の子猫が産まれることが多く、
さらにまた子猫が7ヵ月程で発情を迎えるため、
その数の多さからネズミ算ならぬ猫算とも例えられています。

到底、飼い主が生まれてくる命すべてに責任を持つことは不可能です。

保健所から貰われた犬猫たち・・・
可哀想な命を救うと同時に、不妊・去勢の普及が重要です。


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収容犬193、ミックス犬のオスは手稲区星置2条5丁目で保護されましたが、
飼い主さんのお迎えを待っていました!

良かったです!





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収容犬194、ペキニーズのメスは豊平区月寒西2条7丁目で保護されました。

収容時は緊張して固くなっていたそうですが、
撫でられるのは大好きで少しずつリラックスできるようになったそうです。

収容期限日は20日(火)です。





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収容犬196、ミニチュアダックスのオスは白石区南郷通8丁目で保護されました。

活発な子のようです。

ピンクの首輪をしていました。

収容期限日は21日(水)です。





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収容犬060401、放棄された推定7歳のミックス犬のオス。

声をかけると眠たそうに顔を上げてくれました。

病気もありますが、まだ7歳ですから元気に歩きますし、
お散歩が何よりの楽しみだそうです。





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収容犬142、推定6〜7歳のミックス犬のオス。

通称ワサ夫もお散歩が大好きです。

年頃も上記の犬と同じくらいです。

迷子期限が切れ飼い主募集になりましたが、
迎えに来なかった飼い主の心理は理解に苦しみます。





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収容犬100201、放棄された推定12歳のミニチュアダックスのオス。

先日しっぽを卒業したアミと一緒に放棄されました。

人が大好き、同室の犬たちとも仲良く過ごす性格のいい子です。





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収容犬101602、推定8歳のラブラドールレトリバーの避妊メス。

収容時からみると落ち着いてきました。

大型犬は小型犬に比べて、住居の条件や体格が大きく力もあるため運動量など、
飼育できる人が限られるため、出会いが少ないのが現状です。

でも、小さくても大きくても家族が欲しいのはどの子も同じはず・・・。





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収容犬101603、推定7歳のラブラドールレトリバーの避妊メス。

上記の犬ともう1匹のラブラドールレトリバーと放棄されましたが、
1匹貰われて2匹になりました。

2匹とも、人を見るとかまって欲しくて吠えますが、だいぶ落ち着いてきたようす。

家族ができたら精神的にも安定してくるのですが・・・。





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収容犬102901、放棄された7歳のミニチュアシュナウザーの去勢オス。

とても大人しい子で我先にと自己主張しません。

お散歩に連れて行くと、とても喜ぶそうです。

皮膚疾患があるようですから、病院で診察してもらう必要があるそうです。





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収容犬188、推定7〜8歳のゴールデンレトリーバーのオス。

迷子期限が切れ飼い主募集になりました。

オスですが、身体も小さく痩せています。

毛艶も良くありませんから、これまでの栄養状態が悪かったのかもしれません。

今度こそ、愛情をかけて育ててくださる飼い主さんと出会えますように。





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収容犬192、推定10歳前後のコーギーのオス。

収容時、振るえの症状があり、ひどく衰弱していたそうです。

現在はセンターで治療し元気に過ごしているそうですが、
一度病院で検査して貰うといいようです。

大人しくて人懐こい いい子です。





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今日迷子で収容されたパピヨンのメス。

飼い主さんと離れ離れになり不安でいっぱいです。

寂しがり屋のようで、側にいくと静かになりました。





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収容ねこF168、まだ若い灰猫は豊平区月寒東1条2丁目で保護されました。

とても緊張して性別判定はまだです。

収容期限は今日まででした。





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収容ねこF171、まだ若い茶猫のメスは西区八軒9条東5丁目で保護されました。

この子も緊張で固くなっていましたが、人間に興味津々とばかり覗いてきました。

収容期限は20日(火)です。





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収容ねこF95、推定3〜5歳の茶白のメス。

シャイですが、撫でて貰うのは大好きです。





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収容ねこF147、推定1歳の黒猫のメス。

ちょっと緊張気味ですが、クールな性格なのかもしれません。

大きめの猫です。



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収容ねこF152、推定1歳弱の茶黒のオス。

なかなか心を開いてくれないのは、これまでに辛い体験をしてきたからではないでしょうか。

ゆっくり慣らしてくれる優しい飼い主さんに貰われますように。





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収容ねこF103001、放棄された推定5歳の黒猫のオス。

収容後、慣れるまでにしばらく時間がかかりました。

今は少しずつ人慣れしてきました。

ゆっくりでも心を開いてくれるように社会勉強中です。





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収容ねこK361、推定2ヵ月の2匹のメスの子猫。

「シャー!フー!」と来ないでオーラを出していましたが、とても可愛い子たちです。

北海道のこれからの寒さは、野良猫 特に子猫にはあまり過酷です。

餌もない・・住む家もない・・軒下や物置で休むことさえ許されない・・

こんな小さな命が、なぜそこまで苦しめられなければいけないのしょうか。

小さな命に優しいとは言い難い日本・・

野良猫が排除されない世の中になれば、人にも住みやすい地域社会になると思います。



posted by しっぽの会 at 21:52 | 札幌市動物管理センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする