2012年11月09日

ポポロンがしっぽを卒業しました♪

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昨日、ポポロンがしっぽを卒業しましたるんるん

今夏、ポポロンを保護した時点で妊娠が確認されましたが、その夜に子犬を出産!

先日、そのポポロンの子犬のライスがしっぽを卒業しました♪

3か月間ほど、しっかり育児を頑張った良き母のポポロン。

しかし、現実は生後間もない子犬や子猫が店頭のガラスケースに並んでいます・・・。

子犬や子猫には母親や兄妹と十分に過ごす時間が必要です。
そして、さまざまな環境に順応できるようになる時期は、
生後3週から3ヵ月(週齢12〜14週)とされています。

それを社会化と言いますが、
現状ではその大切な社会化期に、子犬や子猫は、母親、兄妹と引き離されて、
その結果、神経質で過敏な性格に育っている犬猫が多くいます。

その大切な時期を人間のエゴで不適切に扱われ、
社会化されなかった犬、猫は、のちに放棄されることも多く、
こうしてまた人間に翻弄され生涯を終える子も多くいます。

当会では、子犬や子猫は、母親、兄妹と生後56日(週齢8週)以上一緒に過ごします。
そして、犬、猫それぞれの社会のルールを学び、人間の社会で暮らす基礎を作ります。

ポポロンは優しく思いやりのある母の鏡のような子でした☆

ライスは社会化される大事な時期を母と過ごすことで、
人が大好きな優しい子に育ってくれましたるんるん

飼い主さまは、当会のボランティアさんで、
娘さんとご両親も一緒に住まわれて、先住ワンも2匹いる大家族だそうですよぴかぴか(新しい)

飼い主さま、ありがとうございました。

ポポロンをよろしくお願いします(^^)



posted by しっぽの会 at 22:13 | 保護犬の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福島県動物救護本部に猫砂発送いたしました☆

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燃やせるタイプの猫砂。

福島県動物救護本部では燃やせるタイプの猫砂が不足しています。





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昨日、皆様からご寄付いただ猫砂を
福島県動物救護本部三春シェルターに発送させていただきました。

今年9月7日から10月2日迄の間、環境省と福島県は
警戒区域内に取り残された被災した犬・猫の一斉保護を実施しましたが、
この一斉保護で、警戒区域内の浪江町、双葉町 、大熊町、富岡町で、
犬1匹、猫131匹が保護されました。

現在、三春第2シェルターには猫が200匹以上保護されています。

昨年の震災後の4月28日〜今年10月2日迄の間、
福島県動物救護本部の飯野シェルターと三春シェルターには、
犬439匹・猫456匹の合計895匹が保護され、
そのうち飼い主のもとに帰ることが出来たのは、
犬142匹・猫132匹、新たな飼い主に譲渡された犬は204匹・猫は53匹でした。

昨年の震災で保護した被災動物については、狂犬病予防法に基づく収容期限は適用せず、
飼い主が判明するまで一定期間できる限り保護収容し、
飼い主が飼育を放棄しても、新しい飼い主など譲渡先が見つからない場合でも、
殺処分は絶対に行っていません。

福島県は、原発事故の影響により復旧・復興までには、
大変長い道のりがかかるものと思いますが、
これからも、気持ちを込めた応援ご支援をさせていただきたいと思います。


【ご協力をお願いします】

福島県動物救護本部では、東日本大震災で被災し、
救いの手を必要としている動物たちの保護を行っていくための義援金を募集しています。
未曾有の原発災害により住居を追われ、
依然として動物を引き取ることが難しい飼い主さんが数多くいらっしゃり、
活動は長期化することが予想されます。
この活動を継続していくためにも、皆様からの温かいご支援をお願いいたします。

振込先  東邦銀行 県庁支店 普通預金 口座番号 1418368 
     口座名 福島県動物救護本部義援金口

※民間ボランティア団体にも被災保護動物が多数います。
被災地における動物の譲渡の手続き等については、
「福島県動物救護本部」のホームページをごらんください。

また、収容施設で動物の世話をしてくださるボランティアも募集しています。 
  
福島県動物救護本部 http://kyugo-honbu.fva.or.jp/



posted by しっぽの会 at 20:06 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする