2012年11月06日
幾度も峠を乗り越えたピッチ
ピッチは今から4年前に公園に捨てられていたところを保護されました。
保護した時から脊椎を損傷しているため、下半身は麻痺していますが、
上半身を上手に使いながら部屋の中を自由に動いています。
保護時から預かりボランティアさんのもとで暮らしているピッチ。
自力で排便は出来るのですが、排尿することが出来ずいつもオムツをつけています。
尿管に通じるように人工的に開けられた指ほどの穴から介助し排尿していますが、
その穴がだんだんと塞がってきてペン先程の穴になってしまいました。
再手術で再び大きくすることは出来ないとの診断でしたが、
これまでも何度も死の淵から蘇ったピッチです。
ピッチに残された時が穏やかでありますようにと、心より願っています。