今日の札幌市動物管理センターには犬12匹、猫15匹、子猫6匹が収容されていました。
多くの犬が譲渡された一方で、新たに放棄された犬猫たち。
なかにはせっかく譲渡されたのに、出戻って来た犬や猫もいます。
センターは犬猫レンタルショップではありません!
犬も猫も喜怒哀楽ある豊かな感情を持つ生き物です。
安易に飼って安易に捨てる・・・あんまりです!

収容犬132、キャバリアのメスは西区山の手2条3丁目で保護されました。
緑色の胴輪をしていましたが、24日の保護から6日・・・
お迎えがないなんて、飼い主は探していないのでしょうか。
物怖じしない人懐こい子でした。
収容期限日は9月4日(火)です。
収容犬133、ミニチュアダックスのメスは手稲区手稲前田591で保護されました。
ミニチュアダックスは必ずと言っていいほど、センターに収容されている犬種です。
甘えん坊の子が多いのもミニチュアダックスの特徴です。
お願いです、飼い主さん早く迎えに来てください。
収容期限日は9月4日(火)です。

収容犬060401、7歳のミックスのオスは飼い主に放棄されました。
食欲もあるせいか身体も太ってガッチリし、前より動いて声も出すようになりました。
ホルモンの病気があるため皮膚が悪いそうですが、毛も伸びて毛量も増えてきました。
素朴さが魅力です。
家族に迎え入れてくださる方をお待ちしています。

収容犬082101、推定1歳のミックスのオスは飼い主に放棄されました。
ビットブルのような広い顔に骨太の頭、身体も筋肉質でいかにも粘り強そうです。
性格は素直でフレンドリーです。
しかし、力もあるし大きいし、安易に飼育できる子ではありません。
愛情を持って運動と躾けが出来る 体力のある方が飼い主に向いています。

収容犬082701、7歳のシェルティのオスはフレンチブルドッグと一緒に放棄されました。
経済的な理由で放棄されたようですが、子どもなら捨てたりしないはず・・・。
昨今は「ペットも家族」と言いますが、
いらなくなったら捨てるなんて、やはりおかしいです。
収容犬082702、8歳のフレンチブルドッグのオスは
上記のシェルティと一緒に放棄されました。
人を見ると警戒して吠えますが、威嚇はしません。
自分を守るためか、あるいは甘えたい一心なのかもしれません。
2匹が終生可愛がってくださる人のもとに貰われ、
もう二度と悲しい思いをしませんように。
最期まで飼う自信のない人は、動物のために最初から飼わないでください。

収容犬082801、2歳のトイ・プードルの避妊メスも飼い主放棄です。
トイプードルと言えば、ペットショップでは何十万もする犬種のはず・・・
手入れもされていませんし、いらない子だったのでしょうか。
放棄理由は咬み癖があるとのこと。
でも、センターで咬む仕草は一度もないそうです。
もし咬むとしても、根気よく躾けすればいいのに・・・この子が哀れです。

今日、迷子で収容されたポメラニアン。
先だって、ポメラニアン3匹がケージごと清田区平岡公園で保護されました。
全て新たな出会いがありましたが、動物の遺棄は犯罪なのです!
改正後の愛護法では罰金が50万円から100万円になり、罰則が厳しくなります。
この子にお迎えがありますように・・・。

チワワのように小さなパピヨン系ミックス?は、飼い主さんのお迎えを待っていました。
本当に良かったです!!

今日、放棄されたチワワ。
センターから譲渡され、再放棄されました。
放棄の理由は引越・・・だそうです。
痩せてガリガリ、爪も巻きこみそうなほど伸び放題。
この子の虚ろな表情は、生きることを諦めたように見えました。
これ以上捨てらるようなことがあっては、
この子は心底ボロボロになってしまいます。
本当に可哀想でなりませんでした。

収容ねこF118、白茶のメス猫は北区屯田2条2丁目で保護されました。
写真がボケてしまいましたが、可愛い猫で黒い首輪をしていました。
収容期限は今日まででした。
飼い主さん、ご近所の方で見覚えのある方はセンターまで至急ご連絡ください。
http://www.city.sapporo.jp/inuneko/syuuyou_doubutsu/maigoneko.html
収容ねこF46、推定5〜7歳の黒猫のオス。
猫風邪か涙目で目が開きづらそうです。
当会では猫の保護がいっぱいの状態です。
この子が長くここにいれるのは、人間が好きで性格が良いから。
膝の上が大好きだそうです。
しかし、収容限界になった場合を考えると
命の崖っぷちであることは間違いありません。

収容ねこF50、推定5歳前後のキジトラのオス。
温厚で大人しい性格なので、期限が大幅に過ぎても収容されています。
連日の酷暑を、狭いボックスで過ごしています。
生き伸びて、幸せになって欲しい・・・
子猫以外の成猫にも出会いのチャンスが多く訪れて欲しいです。
収容ねこF16、推定5歳の黒猫のメス。
皆、人懐こくていい子ばかりです。
子猫は文句なしに可愛いです・・・でも、成猫には大人猫の魅力があります。
性格も穏やかで安定しているので、すぐに慣れてくれそうです。

収容ねこF72、 推定5歳前後の去勢済みのオス。
去勢しているので飼養しやすいですし、穏やかな子です。
収容ねこF94、推定4〜5歳の黒茶のメス。
収容当初は大変緊張していましたが、リラックスできるようになったようです。
サビ色は特徴のある毛色です。
大人しい子です。

収容ねこF95、推定3〜5歳の茶トラのメス。
暑さもあって疲れた様子です。
広い部屋で自由になれたらいいのですが。

収容ねこF080601、推定2〜3歳の茶黒のオスは放棄されました。
人前にすぐ来てくれる可愛い子です。
スキンシップが大好きな、愛情深い子です。
収容ねこF113、推定2〜3歳の灰黒のメスも人懐こい子です。
まだ若いですし、美人さん猫です。

F080602、放棄された推定1〜2歳の茶のメスは妊娠の可能性があり、経過観察中です。

F080603、上記と一緒に放棄された推定1歳の茶のメスも
妊娠の可能性があり経過観察中です。

F082901、推定2〜3歳の灰猫のメスは貰われたのもつかの間、再放棄されました。
飼うと決めたからには、最期まで飼養するのは当然なのに、
小さくても命あるものです!


収容ねこK244、推定2ヵ月齢の子猫兄妹はオス2匹とメス2匹が残っていました。
子猫たちは好奇心が旺盛で元気でしたが、体調管理が必要です。

K250101、薄茶のオスとキジトラのメスの兄妹。
収容されて間もないですので、経過をみてから譲渡対象になります。



3匹のペルシャ系の猫は飼い主がいなくなった家にいたところを、
保護していただいたそうです。
どのくらいの間、食べていなかったのか分かりませんが、
衰弱し痩せてガリガリでした。
お腹いっぱい食べて、一日も早く回復しますように。
動物と人とのさまざまな関わりや生活・・・
動物の問題は人間社会の縮図です。
抵抗も出来ず翻弄される命たちですが、家族が欲しいのはどの子も同じです。
収容スペースにも限りがあります。
一匹でも多くの子が幸せになれるよう、どうか家族に迎えてあげてください。