2012年06月04日

続く消毒作業

子犬の真が5月31日に亡くなり、昨日はツバサが亡くなりました。

原因はパルボウィルス感染症でした。

発症するとあっと言う間に死に至る大変恐ろしい感染症です。

子犬のタケルも感染しましたが、お陰さまで何とか一命を取りとめ
回復してきました。





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ケージを外に出して全て消毒した小型犬・老犬ハウスです。

運動場の消毒もあり、
ウィルスは目に見えないだけに消毒はとてつもない作業です。

イヌパルボウイルス感染症は、
ウイルスによる急性伝染病で1979年にアメリカで発見され、
別名コロリ病とも言われていますが、
伝染力が強く、死亡率の高い感染症で、腸の粘膜がひどくただれる消化器型と、
急性心不全で突然死する心筋炎型があり、ほとんどは消化器型で、
イヌパルボウイルス感染症の治療には、現在のところ特効薬はありません。

犬自身の免疫力を保つ手助けをする対症療法などの効果を期待するしかなく、
嘔吐や下痢により失われた体内の水分や電解質を補給する点滴治療や、
腸内細菌による二次感染を抑制するための抗生物質投与が行なわれますが、
体内に侵入したウイルスを完全に排除することはできないため、
これらの治療を行っても生存は保証できず、
発症した犬が生き残るかどうかは早期の診断と犬の体力・免疫力にかかっています。





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イヌパルボウィルスは感染した犬の便や嘔吐物、汚染された食器、
感染した犬に触れた人の手や衣類などから経口感染します。

塵やほこりに混じって長期間生存する、大変抵抗性の強いウイルスで、
連日、旧犬舎・新犬舎・老犬小型犬ハウスと消毒作業が続き、スタッフの疲労は限界です。





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混合ワクチンの接種で予防できる病気というのは、
感染すると命にかかわるかもしれない恐ろしい病気です。

ただ、真やツバサは混合ワクチン接種をしていましたが、
抗体が足りなかったのかウィルスに勝つことは出来ませんでした。

しかし、これだけ恐ろしい感染症です。
当会の50匹ほどいる犬たちが混合ワクチンを接種しているので、
現在、新たな被害はありませんし、感染予防に最大限努めています。

猫にもネコパルボウィルス感染症など様々な恐ろしい感染症があります。

子犬・子猫を飼ったら初回の接種の後、1回から2回の追加接種を行い、
その後は、年に1回定期的に混合ワクチンを接種してください。

動物を飼い始めたら、混合ワクチン接種は絶対に忘れずに、
恐ろしい感染症から愛犬・愛猫を守ってあげてください。

真、ツバサ・・・保健所から引き取り、助かった命だったのに、
明日へ命を繋ぐことが出来なかったことが本当に悔しく悲しくてなりません。



posted by しっぽの会 at 10:54 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする