2012年04月25日
元の一日が少しでも健やかでありますように・・・
元です。
元は2月岩見沢保健所から引き取った推定8歳のミックス犬のオスで、
保護時は低体温、無反応、食欲もない、大変衰弱した状態でした。
元はじっと耐えるように丸くなって眠る毎日です(;;)
今、朝夕1日2回の皮下点滴をしています。
元はもともと肝臓、心臓、甲状腺が悪いため薬を飲んでいましたが、
食欲が落ち元気もなかったので数日入院しました。
しかし、回復の見込みはなく、これ以上入院していても、
解毒するための点滴をすること以外に治療法はないとのことで、
スタッフが治療しながら、会で残こされた時間を過ごすことになりました。
点滴にはビタミン剤や強肝剤、利尿剤などが配合されていて、
解毒を促進し脱水症状も予防してくれるそうです。
首の後ろあたりの皮下に注射針を刺して、
点滴を温かくして身体に負担がかからないようにしています。
また、自力排泄が出来ないので、オシッコを出してあげなければなりません。
元はもともと大人しいのですが、嫌がらず静かに治療を受けてくれています。
クルクル徘徊組の老犬のアサヒも心配してくれているようです。
元はまだ若いのに、クルクル円周運動がありましたが、
後肢を引きずっていたのも、肝性脳症だったのかも知れないとのことでした(><)
ここ数日暖かくなって、気分転換に少しだけ外に出ていますが、歩くことは出来ません。
それでも、何と!
今日の夕方、自力でオシッコをしていました!!
心なしか少し元気に見えます。
これも献身的に治療をしているスタッフの思いが伝わったのかも知れませんね(;;)
どうか元が少しでも回復して、身体が楽になりますように・・・。