2012年04月01日
ご署名有難うございました。
先月中標津保健所から保護した5匹兄妹の子犬達。
この子たちにお母さんはいません。
野良犬の子達はお腹をすかせご飯をあげると
こんなにあどけない子達も奪い合い凄いケンカをします。
叱ってくれるお母さんは、この子達を残し天国に行きました。
咬まれた子犬は、何度も咬まれ少し腫れていたので、念のため病院に行きました。
兄妹はこうして競い合い、遊びを通して学びますが、
お母さんからいろいろな事を学ぶ機会は奪われてしまいました(><)
子犬たちは、良く食べて、良く寝て、毎日スクスク大きくなっています。
本当は母親の側にいたい月齢です。
小さい赤ちゃん子犬が 一人ぼっちで、
ガラスのショーケースにいることがどういう事なのか・・・
皆さん、考えてみませんか?
お母さん、兄弟と少しでも長く一緒にいることで、犬のルールを学び、人と関わる事。
それが犬にちとって幸せではないでしょうか?
人が犬猫の親代わりをすることはとても大変な事です。
犬を飼う側の私達も犬猫のことを学ぶことが必要です。
犬猫は小さい時から一匹で飼うと、
人が教えないと咬む加減が分からない子になってしまいます。
甘噛みを許してはいけませんし、他にも私達が出来る事はたくさんあります。
犬猫達のために今一度考えてみませんか?
そして・・・
この子たちは幸運の切符を手に入れたほんの一握りの子達に過ぎません。
保健所には、命の崖ぶちに立っている犬猫達がたくさんいます。
しっぽの会は北海道の動物行政の改善を求め、
一昨年より署名活動を行っておりましたが、
昨日(3月31日)をもって終了させていただきました。
今春、北海道、市立保健所、各振興局、保健所等への提出を予定しています。
今年は「動物愛護管理法」の改正年度です。
「動物愛護管理法」が有効な法律となるよう必要な追加、修正が行われ、
真に実行力ある法律となりますよう、引き続き注視していきましょう。
皆さまからいただいたご署名に、たくさんの勇気と元気をいただきました!
ご署名くださった皆さま、本当に有難うございました。
※集計が済みましたら、改めてご報告させていただきます。