2012年03月19日
中標津までの保護道中記
中標津保健所に収容された7匹の犬の引き取りに、
15日の夜に長沼を出発した当会のボランティアさん。
朝の4時半に中標津町に到着して、睡眠を取ってから中標津保健所に向かったそうです。
中標津保健所前の掲示板。
現在飼い主さんを募集している犬の情報が掲示されていて、
別海町役場で飼い主を募集していた5匹の子犬は、
前日に中標津保健所に収容されていました。
別海町では町のHPに子犬の情報や迷子の子の情報を掲載しています☆
新たな出会いはなく管轄の中標津保健所にやって来ましたが、
北海道の他の市町村のHPでも、別海町のように迷子や飼い主募集など、
HPに掲載されるようになるといいのですか。
保健所横にある犬の収容場所です。
中からはワンワン、キャンキャンと賑やかに声が聞こえて来たそうですよ。
中標津保健所の職員さんに抱かれた子犬は元気いっぱい。
「幸せにね!いい子でね!」と何度も何度も、犬たちの仮名を呼んでいらしたそうです。
命の切符を手に入れた嬉しいお別れですが、お別れは切ないものですね(涙)
前日まで別海町役場で保護されていたモコモココロコロの5匹兄妹。
純粋で無垢で天使のようですね。
ラブラドール系ミックスの若いオスは交通事故に遭ったようで、
腰を剥離骨折していたそうですが、元気に回復しているそうです。
良かったですね!!
道中、日高近くには鹿が出没。
日勝峠のこの辺りは鹿が道路に飛び出してくることがあるので要注意です。
7匹のワンたちはウンともスンとも言わず、ずぅーと大人しくしていたそうですよ^^
ボランティアさんもお陰で運転に集中できたそうですよ (*^−')ノv
往復850キロ余りの道のり。
長沼まではあともう少し!
途中休憩をしながら夕方6時に長沼のしっぽに到着!
大役を終えたボランティアさんは、
命を救いたい思いと使命感でいっぱいだったそうです!
命のリレーで繋がった小さな命たち。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この子たちには、これから先、たくさんの未来が待っています。
しかし、全国の保健所には、生を受けても命を全う出来ずに、
命を絶たれている犬猫が大勢います。
一匹でも多くの命たちが明日を生きれますように・・・。
「私たちにできること。」がきっとあるはずです。