ちょうど一年前の12月、
しっぽレポートをご覧になり札幌市動物管理センターから
子猫を引き取りされた飼い主さま。
2日間泣き通しだった子猫の五郎ちゃんは、
優しい飼い主さまに救われ、家族の一員になりました。
相変わらずの腕白ぶりですが^^;、
大らかな飼い主さまは優しく見守っていらっしゃいます。
その五郎ちゃんに野良猫だった弟が出来たそうです!!
以下、飼い主さまにご了解をいただきましたのでご報告させていただきます。

10日で五郎がきて1年が経ちました。
早いものですね、当初は体重1.2キロ、ニャーとは鳴かず、
ゲーという音を発していました。
無謀にもセンターから列車で連れ帰ったため、奇異の目に晒されたものでした。
誰も猫とは思わなかったことでしょう。
途中キャリーバックに噛みつき蹴りつけ、暴れだし、
家につく前に発狂したかと心配もしました。
その心配もなく家についてすぐにご飯を発見し、
がっつがつ食べましたが吐いてしまいました。
五郎が吐いたのは後にも先にもあれっきりです。
今は口に入れたものは絶対にださない・何を食べても絶対に吐かない五郎くんが
吐くだなんて小さい体にどれだけストレスがあったかを思うと泣けてきます。

そんな五郎くんに先月弟ができました。
知り合いのお庭で生れた野良ちゃんです。
捕獲の際に手を傷だらけにされましたが
五郎とは大違いで大人しく優しいおっとりした子です。
人間にはなかなか慣れませんが兄弟がいたのか、
初日に五郎がどんなに威嚇しても気にとめず、
次の日に五郎が頭を叩いても、飛び掛かり噛み付き、首を絞めても気にとめず、
人間よりも五郎に懐いています。
五郎はどういう境遇で育ったのかは不明ですが、子猫とも上手くやれないようです(笑)
叩き、噛み付き、首絞めはできても、
舐めてあげたり一緒に寝てあげることが出来ないようです。
それでも五郎が大好きで後を付け回し、
五郎が爆睡している隙に近づいて一緒に寝ています。
獣医さんには新しい子がきたことによって五郎の性格が少しは丸くなるかも、
と言われました。
…五郎が丸く?う〜ん、五郎にはいつまでもとんがったままでいてほしいのですが。
これから寒さも厳しくなり何かと忙しくなりますが、
体調管理には気をつけてくださいね。
追伸
今のブームは鬼ごっこです。
どったばた大きな音をたて、がったがたいろんな物を落とし遊んでいます。
今までは遊び相手がいなかったので五郎も楽しそうです。
19歳の猫も全然飛び掛られなくなったのでみんな平穏に過ごしています。
猫同士が仲良いのが一番ですね。
「二人とももう少し人間にも懐いてね。」とは思いますが。
賑やかな日々を送っている私たちでした。
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ご報告をいただくといつも心が温まるのは、
飼い主さまが唯一無二の存在である五郎ちゃんの
ありのままをすんなり受け入れているからだと思います。
ついつい私たちは他と比べたり、理想を求めたりしますが、
毎日の生活の中にある普通に嬉しいことが幸せなんですね。
飼い主さま、本当に有難うございましたm(__)m
posted by しっぽの会 at 21:04
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日記
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