2011年08月18日

8月18日のセンターは

今日の札幌市動物管理センターには犬が11匹、成猫8匹、子猫18匹の
計29匹が収容されていました。



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収容犬109はオスのパピヨンミックス。

綺麗にサマーカットされていたので、
「すぐにお迎えがありそうですね。」と職員の方とお話ししていましたが、
とうとう収容期限が切れる今日になっても飼い主のお迎えはありませんでした。

明日から譲渡対象犬です。

放棄犬081102、オスのシーズー は去勢されています。

年齢は9歳ですが、これまで十分にケアをしてもらっていなかったのでしょう。

脂漏性の皮膚病、右目白濁、左前肢にできものがあります。

ケアが必要ですが、性格は大変いい子です。

放棄犬081802、オスのプードルは家族のアレルギーが原因で放棄されました(><)

何とか工夫できなかったのでしょうか・・・結局いらないってことですか。





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収容犬115、メスの柴系のミックス犬は東区北23条東10丁目で保護されました。

痩せていて小さな体格です。

収容期限は8月24日です。





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放棄犬070401、メスのビーグルは推定10歳以上。

食欲旺盛で少々太ったようです。

歳のせいかよく寝ています。

足先にできものがありますが、変化はないようです。

収容期間が長くなっています・・。





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放棄犬071501、メスのビーグルは表情が明るくなりました。

年齢は11歳くらいですが若々しいです。

フレンドリーな子ですから、先住犬のいるお宅でも仲良く暮らせそうです。





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放棄犬071405の去勢されたポメラニアン 。

年齢は11歳ですが、食欲もあるし元気です。

目はあまり見えていませんが、音のするほうにしっかり反応します。

経済的な理由で放棄されましたが、
動物たちはどんな状況であれ飼い主と暮らしたかったはずです・・。

飼い主によると、心臓に持病があるとのことです。





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放棄犬072601、メスのミニチュアダックスミックスは12歳で飼い主に放棄されました。

結構吠えるときがあるそうですが、会ったときはいつも静かにしています。

皮膚の継続的な治療が必要とのことです。





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放棄犬081103、オスのミックス犬は小さめでスピッツくらいの大きさです。


まだ2歳と若いのですが、飼い主が動物アレルギーのため放棄されました。

一部の脱毛があり真菌症の疑いがあるそうですが、
詳しいことは動物病院で検査する必要がありますし、
飼い主になられる方はこまめにシャンプーするなどケアが必要になります。

性格は大人しく穏やかないい子です。




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収容犬108、メスのミニチュアダックスは推定5〜7歳 。

しつけは出来ていないそうですが、性格は人懐こくていい子です。

この子の目を見ると、何ともいわれない寂しく悲しい目をしています。

これまで生きてきた時を想像すると胸が痛くなります。





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放棄犬081801、今日プードルと一緒に放棄されたオスのチワワ。

飼い主の動物アレルギーで放棄されました。

他の犬たちに遠慮がちにしながらも甘えたくて、
アピールしに何度も何度も前に来ようとしていました。

飼い主は家族だっただろう2匹の犬を放棄して、今頃何を思っているのでしょうか。

この子たちの声は届いていないのでしょうか。





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収容ねこF109、北区篠路2条3丁目で保護されたロシアンブルー系のオス猫。

16日に保護されてからまる2日吐いて衰弱していましたが、
今日は少しだけ食べ食欲が出てきたようです。

このまま回復に向かって欲しいです。

性格は静かで穏やかです。

収容期限は8月22日です。





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収容ねこF110、豊平区美園7条5丁目で保護されたオス猫。

収容時は水と尿で濡れて衰弱していました。

現在、食餌が出来ていないので抗生物質を打っていただいているお陰か
今日になり立ち上がれるようになりました。

動くのがシンドイようですが、丸まったままでゴロゴロ喉を鳴らしてくれました。

とてもいい性格です。

収容期限は8月22日です。





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収容ねこK264は西区琴似4条3丁目で保護された兄弟です。

驚いた表情をしていました。

収容期限は8月19日です。





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収容ねこF52、メスの黒茶トラは推定7〜8歳。

目が見えていないようですが、声かけにはまるで見えているように応じてくれます。

愛嬌があって可愛い子です。

長くなっています。





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収容ねこF69、メスの母猫は子猫が全匹譲渡されて母猫だけになりました。

推定2〜3才とまだまだ若いです。





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収容ねこF95、オスの黒茶トラは推定1才未満。

とくかく一番の甘えん坊で、ケージから手を出してスキンシップを求めてきます。





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職員さんに抱かれて大満足していました。

情緒が豊かでまるで人の子どものようです。

猫と仲良く楽しく暮らしたい方にイチオシです。





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収容ねこF97、メスのヨモギは推定1才未満。

右目は白濁していて見えていないようです・・。

この子も大変懐こい子です。





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収容子猫K240、推定3ヵ月のメス。

最初、ケージに収容される際に逃げ惑い、
追いかけられたのでチョッとナーバスになっていますが、
だいぶ慣れてきました。




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収容子猫K240、推定3ヵ月のメスで黒猫と姉妹です。

この子も逃げ惑ったのですが、落ち着いてきました。

生後3ヵ月はまだまだ子猫なのですが、
1〜2ヵ月の子猫と比べると大きいために小さい子から貰われていきがちです。

どうかいいご縁がありますように・・。






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収容猫F106、青い首輪を付けたメスの黒猫はとにかく甘えん坊です。

「おいで」と呼ぶとすぐに喜んで来てくれます。

優雅な雰囲気の綺麗な猫です。





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収容子猫K261、メスの推定2ヵ月のキジトラ姉妹。

砂箱に入ってグッスリお昼寝中でした。





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7月28日に収容された時は生れて間もなかった5匹の子猫たち。

母猫と一緒に保護されましたが、完全に離乳が済んだ9月初旬に譲渡が開始されます。





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母猫は優しくしっかりとしたお母さんぶりです。

どうか母猫にもご縁がありますように・・。





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今日来たばかりの子猫は4匹兄弟妹のようです。

黒の子猫は緊張と興奮で逆立ちしてしまいました(><)





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今日来たばかりの子猫は上記の子猫と兄弟妹のようです。





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この子猫も収容されたばかり。
緊張で固まっています。





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そっくりな子猫も同じく今日収容され、緊張でガチガチになっています。





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偶然、友人の方と個人で子猫を保護をしていらっしゃる方に出会いました。

お二人は、小さすぎたり、感染症の疑いがあったりして譲渡不適格となった子猫を引き取り、
自らの手で大きく元気に成長させてから
猫の里親募集サイトで飼い主を募集しているそうです。

今年の5月から15匹保護され14匹が巣立っていったそうですよ。

ブログ:ねこたまご
この子たちも猫風邪で目がふさがっていますが、
元気になって新しい飼い主さまに貰われる日がやって来ますね。



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現在しっぽの会にも、
滝川保健所や由仁保健所から引き取りしたHP未掲載の子猫が16匹います。

HPの掲載は離乳が済んで準備が整った子から順次行っていく予定ですが、
ミルクや給餌、投薬など、スタッフの手が離せない状態が暫く続きそうです。

特に猫風邪にかかっていた子猫たちは目が塞がれ、一進一退の状況でした。

このように離乳が済んでいないなどの理由から、
即日処分される崖ぶちにいる小さな小さな命たちですが、
「ねこたまご」さまたちのようにレスキューの輪が広がっていくといいですね!

そして飼い猫には不妊去勢手術をし室内飼育することが、
悲しい運命を辿る子猫を減少させることに繋がります。

皆さまも一緒に「私たちにできること」始めてみませんか。



posted by しっぽの会 at 21:34 | 札幌市動物管理センター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

− パブコメの意見募集締め切りが迫ってます! −

パブリックコメントとは、公的な機関が規則や制度などを改正するときに、
広く国民の意見を募集することですが、
現在環境省が意見を募集している「動物取扱業について」のパブリックコメントの
締め切りは今月27日(土)と10日を切りました。

現在、動物愛護管理法の見直しは5年に1度しか行われていません。
法改正でパブコメの意見が審議、反映されるためにも、
また皆さまからの意見が多ければ多いほど、国民の関心が高いと評価されます。

動物を守ってあげる唯一の法律は、日本では「動物愛護法」だけです。
そのためにも、しっかりとした法律が求められます。

意見の項目は14項目ですが全てに意見を応募しなくても、
気になっている点についてだけでも意見を出してみませんか。

案件の全文は環境省のこちらのサイトでご確認いただけます。

動物取扱業の適正化についての(案)
審議されている内容について、「ここが賛成、ここは反対、理由は〜〜である」と
簡潔な短めの文章が分かりやすいですし、十分通じます。

私たちの意見が反映されるまたとないチャンスです。

意見の提出は以下のいずれかの方法でお願いします。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

郵送:〒100-8975 千代田区霞が関1-2-2 環境省自然環境局総務課動物愛護管理室

FAX:03-3508-9278

メール:shizen-some@env.go.jp

なお電子メールはテキスト形式でお送りください。
添付ファイルは受け付けていません。
電話による受付もしていませんのでご注意ください。

平成23年8月27日(土)必着。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

= 意見の書き方 =

「動物取扱業の適正化について(案)」に関する意見


1. 意見提出者名:(法人・団体の場合は団体名及び代表者名並びに本件担当者氏名及び所属部署名)

2. 住所:〒

3. 連絡先電話番号、FAX番号、メールアドレス

4. 意見(案文の該当箇所を引用する場合はページも明記してください)


※意見は動物取扱業の適正化についての(案)に沿って書かれると分かりやすいようです。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

声にならない小さな命のためにぜひ意見を届けましょう!



posted by しっぽの会 at 09:57 | 報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする