今日の札幌市動物管理センターには犬7匹、猫7匹が収容されていました。
中央区北7条西26丁目で保護された291番のシーズーは1歳未満のオスです。
職員さんに抱かれて甘えていました。
とても人懐こくていい子です。
以前にも同じ場所でケージに入れられたシーズーが保護されたことがありました(><)
294番のハスキー系ミックスのメス犬は思ったより小さめの子でした。
白石区北郷のインター付近で保護されていますが、
交通量の多い場所ですから、交通事故に遭わなくて本当に良かったです。
捨てられたのでしょうか・・・首輪はしていなかったそうです。
288番のオスのミックス犬は推定4歳。
迷子で収容されていましたが、飼い主のお迎えはありませんでした。
話しかけるような甘えた声を出して、柵から手を出して構って欲しそうでした。
人懐こくていい子です。
031801番の推定8〜10歳のメスのパグは飼い主の病気で放棄されました。
職員さんに綺麗にしてもらい、伸びきった爪も切ってもらっていました。
緊張しながらもジッとしている大人しくて穏やかな子でした。
293番、豊平区美園9条で保護されたオスのポメラニアン。
丸い目でじっと一途に見つめるとても可愛い子です。
収容期限は30日です。
292番のオスのパグは清田区清田9条で保護されました。
年齢も高めですが元気な子でした。
290番のメスの北海道犬は北区屯田6条で保護されました。
体格は小さめです。
家族のお迎えがあるといいのですが・・・。
F149番は社会化訓練中の若い猫。
先週と比べると随分人慣れしてきました。
F153番の若いサビのメス猫。
警戒心が強いので身体を固くしたまま動きません。
新しい飼い主さんに貰われやすくなるように、
もっと人慣れして欲しいです(;;)
F032301番の11ヵ月のメス猫は4匹姉妹で飼い主に放棄されました。
近所からの苦情が放棄の理由です。
F032302番の放棄された4匹姉妹。
どの子も綺麗な可愛い子です。
F032303番の放棄された4匹姉妹。
他の姉妹に比べて臆病なようです。
環境が変わっていっぱいいっぱいなのでしょう。
F155番、中央区宮の森4条で保護されたオスのヨモギ。
緊張気味でした。
収容期限は28日までです。
ヘソの尾が付いた5匹の子猫たち。
全員が手のひらに乗るくらいの小さな生まれたての命です・・・。
母猫もいなく人工保育するにもあまりに小さいため、
人手のないセンターや当会のような施設では飼育することが出来ません。
せめて、もう1ヵ月経っていたなら助かる命なのに・・・。
この子たちはもうこの世にはいません・・・
死ぬために生れて来たような命・・・本当に悔しくて残念です。
この子たちの命を無駄にしないためにも、
飼い猫やノラ猫の不妊手術
飼い猫の室内飼い
万が一の逃走に備えマイクロチップ、迷子札を付ける
ことが重要なのです。
148番、推定10歳のシャム系の年寄りの猫。
一番の古株になりました。
新たな引き取り手がなく、会で保護することになりました。
食も細く風邪気味なので、元気になれますように。
もうすぐ年度変りですが、
引き取りの際の書類も譲渡申込書から譲渡誓約書となります。
各項目の説明を受け確認チェックマークを入れて、
最後に了承確認の署名をするようになります。
新しい飼い主としての責任や意識を高めることを目的としています。
マイクロチップのリーフレット。
東日本大震災のあと急速にマイクロチップに関心が高まっています。
米粒大の大きさのチップは電子の迷子札と呼ばれ、災害時には大変有効です。
注射器で体内に挿入しますが、動物の背中の首の付け根あたりに装着するのが一般的なようです。
挿入の際、住所、飼い主の名前、連絡先、動物の名前、性別、避妊去勢などのデータを
事前に情報登録先であるAIPO事務局に申請しておくことで、
迷子になって保健所に収容された際、
チップナンバーをリーダーで読み取ってもらえるので、
いち早く飼い主のもとに帰ることが出来るのです。
災害や逸走時には言葉を持たない犬猫だからこそ、
マイクロチップで助かる命がたくさんあるのです。
当会も2年前から保護した犬猫のほぼ全匹にマイクロチップを挿入しています。
今日も命について多くのことを考えさせられました。
せっかく生まれて来ても生きることが出来ない命たち。
放棄され人間に翻弄される命たち。
また、災害に遭ったことをシュミレーションして
どうしたら愛犬・愛猫を守ることが出来るのか考えてみるといいと思います。
被災地での犬猫の情報はなかなか上がって来ませんが、
こんなニュースも出始めました。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_pet__20110323_3/story/postseven_15698/
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110324-OYT1T00179.htm?from=os4
一日も早くいつもの暮らしに戻れることを願っています。
そして「私たちにできること」実行継続していきたいですね。