今日のセンターは犬が10匹、猫が17匹(うち子猫が3匹)が収容されていました。
そのうち、犬は6匹、猫は9匹が飼い主に放棄されていました。
平成21年度、札幌市動物管理センターに収容された犬のうち、
255匹が飼い主に放棄され、捕獲(迷子)された犬は369匹・・・
迷子のうち飼い主のもとに帰れたのは174匹で、
半分以上の子は飼い主の迎えがありませんでした。
猫は放棄が600匹、飼い主不明猫は1,444匹(うち、1,147匹は子猫)。
猫に至っては、飼い主の迎えがあった子はたった4匹しかいませんでした。
また、新たな飼い主に譲渡され命の切符を手に入れることが出来た子は、
犬が317匹、猫は325匹でした。
生存率は犬が78%、猫は15%あまり。
117匹の犬、1,852匹の猫が殺処分され、
未だこれだけの犬猫が人間の都合で命を奪われているのです。

121303番のパグとシーズーミックスのような8歳のオス。
とても人懐こくていい子ですが飼い主に放棄されています(><)

120801番のコーギーも飼い主に放棄されました。
ストレスからでしょう・・・下痢が続いています(;;)

121501番のオスのシェルティは13歳にもなって飼い主に放棄されました。
もの凄く悲しい目をしています・・・
自分の身に起きたことを理解しているのかもしれません・・・
足腰は丈夫そうで、しっかりと歩いていました。
どうかいいご縁がありますように・・・

121601番の4歳のオスのゴールデンレトリバーは、引越で捨てられたそうです(;;)
家族ではなかったんですか?!
犬も人と同じように、切なさも苦しみも・・・悲しみもいっぱい感じているんです(><)

手前の子は迷子でしたが、今日が期限切れ。
こんなにかわいい子がいなくなっても平気なんでしょうか・・・
奥の120703番の子も飼い主に放棄されました(><)
先週よりは人慣れしてきています。いい子です。

120301番の1歳のオスの北海道犬。
凛として姿勢も良く意志をもった和犬です。
シャイなところは和犬の特徴ですが、飼い主には堅実です。
和犬のいいところを十分に理解してくださる方と、ご縁がありますように・・・

121301番の推定5〜6歳のメスのグレードデン系?ワイマラナー系?の子。
痩せてあばら骨が浮き上がっています。
おっぱいが大きく下がり、何度も子育てしてきたのでしょう・・・
放棄理由は犬に対して攻撃性があるということですが、
むしろ、さまざまなことに怯えている感じでした。
これまでどんな暮らしをしてきたのでしょうか・・・

F121番のオスのヒマラヤンは今日が収容期限切れです。
風邪をひいているのか鼻水が出ていました。
穏やかでとてもいい子でした。

F120905番の三毛猫のメスも7匹放棄されたうちの1匹です。
緊張していますが、大人しい子です。

F122番はヨモギのオスです。
収容期限は20日までです。
やはり、飼い主の迎えはないのでしょうか・・・

12月9日から収容されているF120903番はメスのサバトラで推定1〜2歳。
この子も7匹放棄されたうちの1匹です。
綺麗な大人しい子です。

FP117番は推定3ヵ月のオスで、今日までが収容期限です。
クロに薄い縞模様で可愛い子です。
かなり怯えていますが、これまでに怖い想いをしているのでしょう(><)

F102602番はサビ色のメスで推定2〜3歳。
この子も飼い主に放棄されました。
人慣れして可愛い子です。

F92番は推定5〜6歳。
センターで一番の古株になってしまいました。
人懐こくアピールするわけではありませんが、大人しくて穏やかです。
まだ、まだ紹介しきれない子もいますが、
温かい家族と暖かいお家が欲しいのはどの子も同じです。
どの子も新しい年を迎えることが出来ますように・・・
posted by しっぽの会 at 22:47
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札幌市動物管理センター
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