
ご支援くださっている皆さまへ
いつも恵まれない犬猫のために、日頃よりしっぽの会の活動を支えてくださり、
心より感謝申しあげます。
しっぽの会は、今年も、目まぐるしいほど走り続けた一年でした。
春には新猫舎が完成。シャンプーなども出来る環境設備も整いました。
5月、「人と動物のより良い共生」を趣旨にNPO法人として申請、8月に認証されました。
同じく、8月に紀伊國屋書店札幌本店で行った主催イベント「知ることから始まる」では、
札幌市動物管理センタ―さまから許可をいただいて、
収容された犬猫の他、普段は立ち入ることが出来ない施設内部も撮影させていただき、
道内保健所の犬猫収容数、殺処分数などのデータとともにパネルで展示いたしました。
また、人気パーソナリティのグッチーさま、タレントの坂上華奈さまと
当会代表稲垣真紀との三者トークでは、
北海道の犬猫の現状を知っていただくきっかけになったのではないでしょうか。
同時期、北方ジャーナルさまが札幌市動物管理センターさまの承諾をいただいて、
殺処分される犬のビデオを公開。
札幌市動物管理センターさまが自治体名の公表を承諾され、
開かれた行政の一歩を踏み出されたように思いました。
そして、9月以降、イベントにも多数参加させていただきました。
イベントでは、人と動物とのより良い共生を目指し、
所有者による飼養放棄ならびに殺処分を減らすために、
「犬猫の引き取りおよび、収容動物の取り扱い・譲渡における改善要望」の署名を行いました。
多くの皆さまにご協力いただきました。
本当に有難うございました。
署名は現在も継続中です。
10月には、札幌市小動物獣医師会主催の市民公開講座に札幌市動物管理センターさま、
札幌市小動物獣医師会さまとご一緒に講師として参加させていただき、
〜不幸な動物を減らすために〜私たちが出来ることを講演させていただきました。
また、10月には当会のHPの「保健所情報」を道内の全保健所を閲覧できるページに作り替えました。
11月には、ホームページのコンテンツやページを増やし、リニューアルいたしました。
新ページ「いのちとノラ猫」は、地域猫のページですが、
来年、北海道で初めての地域猫支援を始めます。
また、11月、昨年より計画していました新犬舎の建設が始まりました。
新犬舎は近日中に完成予定ですが、犬たちは厳寒の冬を暖かく過ごせそうです。
今年保護した犬猫数は200匹を超え、足長対象の犬猫も増えました。
ワクチンの接種から、不妊手術、マイクロチップ挿入、外科手術、日頃のケアなど
病院に通わない日はないくらいの毎日でしたが、
このように医療費をかけることが出来たのも、皆さまのご支援のお陰と感謝しております。
また、スタッフは少人数ですので、必死で仕事をこなしてきましたが、
ボランティアの皆さまに随分助けていただきました。
本当に有難うございました。
四季ごとの会報発行、月発行の足長通信の他、NPO通信も発行いたしました。
犬猫の保護と動物愛護の啓発活動の両立・・・こうして精力的に活動が出来たのも、
皆さまのご支援があったからこそと深く感謝しております。
本当に有難うございました。
来年も変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、来年一年間の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、
年末の挨拶とさせていただきます。
しっぽの会 スタッフ一同