
今日はセンターから犬2匹を引き取りました。
上は飼い主の事情で放棄された高齢のメスのチワワ。
歯も無くなっていて虐待されていたのか人に怯える様子もありました。
驚いたことに、飼い主が一度に5匹の犬を放棄したそうです。
もう1匹は柴系のメスのミックス犬を引き取りしました。
この子は推定7〜8歳ですが皮膚病がかなり酷く、
収容犬の中でも収容期限が長いのですが新たな引き取り手は無理なようなので、
当会で保護することにしました。
他に収容されている犬は10匹いましたが、
皮膚病になっている子が多く、身体中が真っ赤になり毛が剥げていたブルドッグや、
体中のあちこちにジクジクした潰瘍のような腫物ができた収容期間中のゴールデン、
飼い主に放棄された柴犬も皮膚病でしきりに痒がっていました。
ブルドッグは頑とした強いところがあると言われてますが、
その子は大変人懐こくて穏やかな性格でした。
爪も伸び放題で相当苦労してきたと思います。
職員さんから何軒かの問い合わせがあるとお聞きしましたので、
様子を見させていただくことになりました。
今年の北海道は高温多湿なので、皮膚病の子は辛いと思います。
しかし、どの子も早めに適切な処置をして、
食餌に配慮していればここまで酷くならなかったでしょう。
こんなになるまで放置するなんて信じられません。
また、てんかんがあるからと放棄されたオスのビーグル、
飼い主の病気で放棄されたニューファンドランドミックスなど、
なぜ飼養し続けることが出来なかったのか・・・
ついついため息が出てしまいました。
また、猫は26匹中、子猫が7匹いました。
子猫はすぐに引き取られて行くのですが、
成猫は若くて性格がよくても出会いが少ないのが現状です。
どの子も救ってあげたいのは山々ですが、
当会の収容数も過去最高の犬猫合わせて80匹ほどになっています(><)
これから犬猫と暮らしたいと思っている方は、
ぜひ各保健所に収容されている犬猫に目を向けてください。
特に成犬・成猫は性格や習性など、ある程度予測がつくことが多いので、
家庭に合った子を迎え入れることが可能です。
救っても救っても、捨てる人間がいなくならない限り、
殺処分される子はエンドレスです(><)