
札幌市動物管理センター福移支所。
札幌市内で捕獲された犬や、保護された猫・・・
それに、飼い主に見捨てられた犬、猫も収容されます。
皆、飼い主のお迎えや新たな引き取り手がいなければ、ここで最期を迎えます。
一人でも多くの方が訪れ、一匹でも多くの子に引き取り手が見つかればいいのですが、
収容された犬猫全てに飼い主が見つかるはずはありません。
平成20年度の犬の殺処分数は138匹、猫は1,789匹。
センターや保健所に収容される犬猫を減らすためにはどうしたらいいのでしょうか。
この度、札幌市動物管理センターでは殺処分された犬の映像の公開を許可しましたが、
全国でも実名で公開の承諾をされた自冶体はほとんどないと思います。
公開先
北方ジャーナル事実を知ることで真実が見えてきます。
今までは市民感情に配慮して公開することを懸念されていましたが、
一歩前に出て改革しなければ悲しい現状はいつまでも変わりません。
今回、映像公開に踏み切ったセンターの職員の方々の勇気と行動に、
しっぽの会は敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。
お礼を申し上げ、実際にお伝えすることの大切さを痛感しました。

受付横に当会のイベントチラシを置いてくださってました。
まずは、お住まいの町の保健所に収容されている犬猫はどうなっているのか、
ささいな疑問でも知ることから何かが見えてくるはずです。
そして、想いを伝えてみませんか。
来月のしっぽの会主催のイベントの他にも、
9月は動物愛護週間で札幌市は9月23日(木)、江別市は26日(日)に
動物愛護フェステバルが開催されます。
また、10月17日(日)は札幌市小動物獣医師会主催の市民フォーラムで、
センター・獣医師会・しっぽの会の三者が保健所に収容される動物を減らす策、
動物の愛護・福祉について語ります。
来年は「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正年度です。
5年に1回のチャンス!
是非、お便りやメールなどのほか、会場で皆さまの声を届けてみては。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
※札幌市の殺処分数は収容中に死亡した犬猫は含まれていませんので、
環境省の統計と差があります。
posted by しっぽの会 at 23:19
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札幌市動物管理センター
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